コーラの原点は"赤羽"にあり!薬局併設型カフェ「ERBE LUCE」の絶品ジェラートとクラフトコーラ
国際クラフトコーラ連盟(FICA)副理事長の空水りょーすけと申します。こちらでは全国の様々なコーラを紹介していきたいと思います。今回は、東京都北区赤羽にある薬膳カフェ「ERBE LUCE(エルベルーチェ)赤羽本店」さんを紹介していきます。
ERBE LUCEさんは、赤羽駅西口から徒歩1~2分ほど。外観は石垣風で、外壁や屋根瓦は沖縄から取り寄せたものを使用しているそうで、大変可愛らしい見た目をしています。また画像からも分かる通り、こちらのお店は「マエノ薬局」という薬局屋さんに併設されております。
コーラはもともと薬として販売され、かつては薬局内で販売されていました。現在は「コーラ=体に悪い」というイメージが定着していますが、クラフトコーラの登場によって薬局内でコーラが再び提供される時代が来たことは、コーラ好きの私としてはエポックメーキングな出来事です。
店内は清潔で明るく、薬を待つ方々が座る中央の待合室ゾーンと、水色の椅子が並ぶイートインスペースに分かれています。奥にはもちろん調剤室もあり、初めてERBE LUCEさんを訪れた時はこのレイアウトにかなりびっくりしました笑。
では早速、薬局入り口横のカウンターでオーダーしましょう。ジェラートは15種類程度のフレーバーがありますが、流石薬膳カフェ。それぞれのフレーバーの下には使用されている食材の効果・効能についての記載があります。
味はチョコレートや苺などの定番フレーバーもありますが、青汁や島とうふ、お茶などを使用したものもあり、普通のジェラート屋さんとは一味違います。また、クラフトコーラはホットかアイスか選べます。
まずは「島とうふのジェラート」と「ホットクラフトコーラ」をチョイス。島とうふのジェラートは私のお気に入りで、お店に行ってはこればっかり食べています笑。宮古島の木綿豆腐をソルベにしたもので、口当たりは滑らかフワフワで、優しい甘さと豆腐の旨味が最高です。
クラフトコーラもERBE LUCEさんのオリジナルで、シンプルながらもスパイスのバランスがよく、全体的に優しい味わいになっています。最近は暖かくなってきましたが時間帯によっては肌寒いですし、ホットかアイスかを気分で選べることも嬉しい点ですね。
続いて「宮古いちごのソルベのクラフトコーラフロート」と、「温和茶パン」をいただきました。ジェラートはこのように、クラフトコーラに載せることもできます。宮古島産の完熟苺の甘酸っぱいフルーツ感がクラフトコーラに良く合い、これもまた最高です。
温和茶パンとは、マエノ薬局オリジナルの健康茶「温和茶」が生地に練りこまれたパンで、生姜やシナモンの香りもあり、クラフトコーラとの相性も抜群。パンにもいくつか種類があり、生姜スープやミネストローネなどが付いたお得なセットもありますよ。
※温和茶パンとスープにつきましては、11月~4月頃までの限定メニューとなります。
実は私は生まれも育ちも赤羽で、いわばホームグラウンドです。コーラはもともと薬局で提供されていたと上で書きましたが、私にとってこちらのお店は、そんなコーラ黎明期に思いを馳せることのできる素晴らしい場所です。このようなお店が私の地元にあることを、非常に嬉しく思います。
皆様も赤羽に訪れた際にはぜひ、この「コーラの原点」を感じてみてください!
※薬局に併設されているため、ご病気の方々も数多くいらっしゃる場所です。ご来店の際はご配慮のほど、何卒よろしくお願いいたします。
【全国コーラ探訪リンク】