【家庭菜園】雑草は抜いちゃダメ!汚さず手早く処理する裏ワザ
こんにちは!ファイナンシャルプランナーの園芸愛好家グロ子です。
綺麗に耕して野菜を植えたのに周囲に雑草がポツポツ…
暖かくなるにつれて雑草も増えてきました。
目障りでついピッと抜きたくなります。
それをやると土が散って汚れちゃいますよね。
そして野菜によっては雑草を抜くことで台無しになってしまいます。
ご存じでしたか?
野菜苗が小さな間は絶対に周囲の雑草を抜いてはダメ!
このやり方なら抜くより早くキレイになりますよ。
直根性の野菜に注意
ニンジン、ダイコン、ホウレンソウ、ゴボウなどが直根性の野菜の代表格。
根が分岐せずにまっすぐ下に伸びます。
ニンジンの場合
ニンジンは本葉が出てきた時点で根は30cmほど地下深く伸びています。
周囲に雑草が生えてきました。
つい指でつまんでピッと抜く。
地中ではこんなことになっています。
ニンジンの根が引っ張られて動いてしまいました。
もうこれできれいなニンジンはできません。
直根性の根はダメージを受けると回復しません。
苗は枯れないとしても収穫できる育ち方はしないのです。
直根性の野菜は移植が禁物と言われているのはこの性質のためです。
やっかいなのはある程度育つので、見ている分には分かりません。
収穫する時になって「あれ?ニンジンできてない!」となります。
直径1cmにもならない単なる根っこのニンジンになってしまいます。
土にハサミを入れてジョキジョキ
雑草の根は細かく横に張っています。
地上は小さくて見えても根は意外と広がっている。
こんなときどうする!
雑草の根元の土にハサミ(文房具のハサミで十分)を突っ込んで適当にジョキジョキやります。
ちょうどイラストの丸の部分。
コツは地上部ではなくで地中で切るということ。
そして切れた雑草を取り除いておきましょう。
雑草の根は除去せずに、根っこ以外を取り去るのです。
上手に切ればこれで根も枯れていきます。
地面の下で刈り込むイメージです。
球根で増える野生化オキザリスやカタバミにも
ムラサキカタバミなどの小さな球根で増える雑草も春先から芽を出します。
ハート形の三つ葉のオキザリス。
野生化して雑草となっている場合がよく見られます。
これも球根性の雑草と言えるでしょう。
この手の雑草は球根から細かい根が無数に伸びています。
球根性の雑草は地上部を持って抜いても球根は残り根絶しません。
また一つを抜くと地下で根が絡まっていた他の雑草も持ち上がってしまい、野菜苗の根っこが浮いてしまう場合もあります。
球根性の雑草もとりあえずハサミを土に突っ込んで茎を切り離して下さい。
球根付近をジョキジョキ切っておいてもいいでしょう。
地上部がなくなると勢力に陰りが出ます。
勢いが落ちれば大きく広がっていくこともありません。
野菜を撤収して耕すときに球根ごと取り去りましょう。
土が乾いているとハサミが汚れない
この方法は土が掘り起こされないので手や周囲が汚れません。
慣れると抜くより早く処理できます。
そして肝心の野菜苗には影響しません。
土が乾いている時にやるとハサミが汚れず水分で錆びることもありません。
雑草にあまり神経質になる必要はありませんが、野菜苗が小さなうちに雑草に囲まれてしまうと栄養や水分を取られてしまいます。
生命力の強い雑草に負けてしまうのです。
ちょっと気にかけて雑草をジョキジョキしてしまいましょう。
短時間で終わっちゃうのでぜひやってみて下さい!
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