【泉佐野市】“健やかな暮らし”を大切にした「ギャラリーショップHENE」で日常をより豊かに@日根野
JR阪和線「日根野」駅のすぐそばにある「gallery&shop HENE(ヘンネ)」は、“健やかな暮らしを楽しむこと”を提案してくれる小さなギャラリーショップ。
店主 佛願 友美(ぶつがん ともみ)さんがセレクトしたこだわりの商品の販売や、食にまつわるイベントなどを不定期で開催しています。
前回、同じくJR阪和線「日根野」駅そばの「カフェ クジラ文具店」を取材させていただいた帰りにお店を発見し、とても気になっていました。
木のぬくもりを感じる山小屋風の建物と窓越しに見える素敵な商品の数々。
一体何のお店なのか気になっていた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ギャラリーショップというと、一見入りにくそうなイメージをもたれている方も多いと思うのですが「gallery&shop HENE(ヘンネ)」は、泉佐野にゆかりのあるご夫婦がはじめたお店。「気軽に立ち寄ってほしい」と佛願さんは話されます。
店内に入ると、まず洗練された内装に心奪われます。
内装デザイナーをされているご主人が手掛けた店内は、窓から差し込む光も手伝ってか入店直後から優しさに包まれるような感覚を覚えます。
「gallery&shop HENE(ヘンネ)」が大切にしているのは、時代に流されないモノ選び。「流行り廃りがありながらも生き残り、長きにわたって使い続けられるようなものをこれからも大切にしていきたい」と佛願さんは話されます。
また、日々の暮らしを楽しむためには健やかなココロとカラダづくりも大切とのこと。「薬膳の講座やお茶会、ワークショップなどでご紹介するいろんなモノやコトが、少しでもみなさんの発見や学びに繋がり、日常を健やかに暮らすヒントになればうれいです」。
店内で販売されている品々は、日本で古くから親しまれてきた台所用品や、日本文化のひとつでもある“麹”を使った甘酒など。ビタミン、ミネラルが豊富なグラノーラは、“素敵な袋入り”だから「おつかれさま!」と贈り物にしてもよろこばれそうです。
お店に置く商品コンセプトとして大切にしていることは、“長く使っていただけるかどうか”ということ。結果、日本で古くから親しまれているものが多いそうですが、“飽きずに長く使っていただけるかどうか”ということを一番大切にしているのだとか。
陶芸家 古谷朱里さんの作品。やさしく手に馴染み、土のぬくもりが伝わります。
「日々」
できるだけシンプルな材料で甘さも控えたグラノーラ
お好みのドライフルーツやヨーグルトと合わせて日々楽しんでいただけたらと思います。つなぎの粉にはディンケルスターという北海道産古代小麦の全粒粉を使用
現代小麦よりもビタミンやミネラルなどの栄養価が高いのが特徴です。
グルテン含有量も少なくグルテンアレルギーや小麦アレルギーも発症しにくいと言われています。毎日のおやつや朝食に少し栄養をプラスして毎日健やかに暮らせますように
「整」
日々のグラノーラよりもナッツを豊富にはちみつを使用
つなぎの粉には米粉を使用していますのでグルテンフリーなグラノーラです。
腸内を整えて健康や表面の美しさにつながりますように
麹が生み出す自然の甘みを楽しめるノンアルコール・砂糖不使用の甘酒は、天然のビタミンBが豊富で疲労回復や代謝を助ける役割があるとも言われています。そこへ果物のビタミンCも加わり美肌効果にも◎。
取材帰りに「ピンクグレープフルーツ×甘酒」と「パイナップル×甘酒」を購入し、持ち帰って飲みましたが、どちらも砂糖不使用とは思えないほどの甘みと美味しさで、ノンアルコールなのにカラダがぽかぽかと温まり、血流が良くなるのを感じました。味にクセもなく、日々の体調管理に冷凍保存しておくと良いかもしれません。
他にも手になじむと評判のgrafの「三角箸」やカトラリー、熊取にアトリエのあるstudio cloudのマドラーなど、素敵な商品が並べられていました。
「古民家が取り壊されるなど、段々と日本らしいものが減ってきていることに寂しさを感じています」と佛願さんは話されます。
すぐそばにある母屋も古民家で、これからも大切に繋いでいきたいとのこと。
大学で都市政策を学んでいたという佛願さん。「自分たちが暮らしている街を少しでも活気づけられたらうれしい」と力強いお言葉をいただきました。
営業は不定期で、9月のカレンダーはこちら。
企画展以外の時は、商店のような形態でオープンされているそうです。
今回ご紹介した商品は数に限りがあるため在庫確認をしてから伺うと良さそうです。
10月は記事内でご紹介した陶芸家 古谷朱里さんの作品販売会や、カラダにやさしいヴィーガン菓子を使ったお茶会など、イベントが目白押し。また、10月30日(日)に熊取町 永楽ゆめの森公園で開催されるWONDER FOREST2022への出店も決定しているとのこと。気になった方はぜひイベントにも足を運んでみてはいかがでしょうか?
10月イベントのご案内
ARCHIVES 008:
MUG
会期:2022年10月1日(土)―10月23日(日) *不定休
オープン日・オープン時間は公式インスタグラム(外部リンク)をご確認ください。
作家 古谷 朱里 / FURUTANI AKARI 陶芸家
1974年 奈良に生まれる
1996年 同志社女子大学家政学部卒業
2005年 京都嵯峨芸術大学短期大学部陶芸コース卒業
2007年 中里隆氏に師事、滋賀県立陶芸の森にて作陶
2008年 スケルツコー(デンマーク)、そしてアメリカ・アンダーソンランチアートセンター(アメリカ)にて作陶
2009年 岐阜県士岐市花の木窯にて作陶
現在信楽にて作陶
両手で持ちたくなる朱里さんのマグ。
温かい飲み物も冷たい飲み物も、
コーヒーも日本茶も
すべてののみものをそっと包み込んでくれる。
ご自身の手で実際に触れて
お気に入りの一つを見つけてください。
TE-Mug 喫茶
10月2日(日) 10:00-16:00
金木犀が香り心地よい風が吹くころに
TE 川西まりさんのお茶と
manoさんのお菓子で
日曜日の朝からホッと一息つきませんか。
詳細は公式インスタグラムにてご確認ください。
TE tea and eating 川西まり
茶と食にまつわること、20年近く。
近年は台湾・中国茶を中心に
関西から地方へと様々な場所でお茶会を開催
mano 中村みつほ
堺市の自宅アトリエで身体に優しいヴィーガン菓子を製作
「今後、海外の方にもたくさん訪れていただき“健やかな暮らし”を発信していきたい」と、佛願さん。「gallery&shop HENE(ヘンネ)」が大切にする“健やかな暮らし”とは、時代に流されず長く愛されているものを見つめ直し、学び、心豊かであり続けること。今回の取材は、自分の生活を見直すよいきっかけとなりました。
【基本情報】
スポット名:「gallery&shop HENE(ヘンネ)」
公式インスタグラム(外部リンク)
住所:泉佐野市日根野4036(JR阪和線「日根野」駅前すぐ)
E-mail:info@heneneh.com
取材協力 「gallery&shop HENE(ヘンネ)」店主 佛願友美様
*ご紹介した商品は取材当時のものです。商品の在庫状況につきましてはインスタグラムのDMかメールでお問い合わせください。
*記事内の商品はすべて税込表示です。
*駐車場はありませんので近くのコインパーキングをご利用ください。
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