小田急江ノ島線「湘南台駅」から車で10分ほど。藤沢市石川の静かな住宅街に、約1000平米の広さをもつ巨大倉庫があります。

そこに、ひと組…ふた組…と吸い込まれていくお客さんと思わしき人々。少しだけ開かれた扉から中へと入ってみました。

え...？ここはどこ...？

ゴシック・アールヌーボー・アールデコ・カントリーなど、さまざまなスタイル・時代の「イギリスを中心としたヨーロッパのアンティーク家具や雑貨」がぎっしり。商品が高く積み上げられているため、通路はまるで迷路のようです。全体を眺めるため2階へ上がってみます。

撮影しながら思わずため息が出てしまった筆者。どう順を追ってお伝えすればいいやら…。汗

ここは、イギリス・フランスを中心としたヨーロッパ・アンティーク家具の専門店として1980年に横浜に創業した『キヤアンティークス横浜本店』の支店『キヤアンティークス 藤沢ウェアハウス』。「株式会社 キヤ」のマネージャー林さんは「当店はアンティーク家具の販売だけでなく、専門のスタッフによる家具の修理・改造・製作、住宅・店舗の製作・リフォーム、インテリアコーディネートなどのご相談も承っています（他店購入家具でも対応可）。アンティーク家具に関することなら、ぜひお気軽に当店へご連絡ください」と話します。

では『キヤアンティークス 藤沢ウェアハウス』内で販売されている商品をダイジェストでお伝えします（商品の値段は、ホームページのWEBショップをご参照ください）。

とにかく圧巻の品ぞろえ（大型家具店よりも商品の種類と在庫があるような…）。基本的にどれも1点ものなので「探し物との出会いは機会次第」ですが、これだけの在庫を直接見れるので掘り出し物も見つかりそうですよね（見ているだけでも楽しい。笑）。さらに驚くのは、どれもアンティークとは思えない状態のよさ。林さんは「数ある商品の中でも、椅子やステンドグラス、照明を多く取りそろえています。ここに置かれている商品は“メンテナンス前”のものですので、お買い求めいただく際に“ご希望の状態にお手入れをしてお渡し”いたします」と話します。昔ながらの方法と最先端の技法や材料を使い、使う人のライフスタイルに添った修復（修正・パーツの復元・椅子などの張り替え・塗装・金属加工など）を施してくれるそう。これは本当に嬉しいサービス。大きな商品でも安心して購入できますよね。

2階の一角には、日本をはじめとしたアジアの家具もせいぞろい。

1階フロアの奥まった場所には、照明や食器（陶器・銀食器ほか）、貴金属類のコーナーもあります。

今日ご紹介したものは、倉庫内のごくごく一部の商品にすぎません。店頭には駐車場も完備していますので、ぜひ一度足を運んでいただき圧巻の品ぞろえをご体感いただければ幸いです。なお倉庫内で販売する商品は、公式 ホームページ（外部リンク）からでも閲覧・購入が可能です。そちらもあわせてご利用くださいね。以上、本日は“約1000平米の巨大倉庫”『キヤアンティークス 藤沢ウェアハウス』のレポートでした。