朝晩冷えこむようになり煮込み料理がこいしい季節ですが、ちょっとおしゃれにレストランの「ビーフシチュー」などいかがでしょう。
絶品のビーフシチューがお手ごろなセット価格で楽しめる「kitchenナカシマ」は、県道97号線から福津市役所方面にむかう手光（てびか）交差点のすぐそばにあります。
つい見のがしてしまいそうな場所なのですが、それが「隠れ家的」と喜ばれるお店です。
こだわりソースと手作り料理がおいしい「kitchenナカシマ」を紹介します。

◇「kitchenナカシマ」の店舗外観

手光交差点をはさんで向かい側には「福津市健康福祉総合センターふくとぴあ」があり目印になります。

福津市役所方面に左折するとすぐ商業ビルがあり、その1階中ほどに看板が見えるでしょう。

そぼくでシンプルなドアが、主張しすぎないせいか「隠れ家」を思わせます。

◇「kitchenナカシマ」の店内

ドアを開けるとまっすぐに通路があり、そこが客席のようです。

左手の厨房に向かいあうようにカウンター席が、8席ありました。

奥に入ってみるとまるで寿し店のような「ネタケース」があり、魚が冷蔵されていて新鮮な魚料理も提供していることがわかります。

入り口左手に4人掛けのテーブル席があったので、ここで食事をいただくことにしました。

◇ランチメニュー拝見

ランチはお昼のカジュアルセットの中から、ハンバーグ・パスタ・ビーフシチューのいずれかを選びます。
やはりこの時期食べたくなる「ビーフシチューセット　1,600円（税込み）」をまよわずオーダーしました。

◇ビーフシチューセット全5品

メインのビーフシチューをはじめ、どの料理も重厚で上品なうつわに美しく盛りつけられていて、見ただけで食欲がわいてきます。

特製ビーフシチュー

メインの特製ビーフシチューでは、シェフが1週間かけて仕込んだという旨味がたっぷりの濃厚「特製デミグラスソース」が、色とかおりで食べるひとを魅了します。
そえられているのは、ズッキーニとパスタ（フィットチーネ）のソテーにフライドポテトです。

肉は国産黒毛和牛のバラ肉を使用、お箸でおさえるだけで切れるほどやわらかく煮こまれていて、口にいれるととろけるようです。
ソースはもちろん残さずパンでぬぐっていただきました。
ひさびさに本格ビーフシチューのおいしさを堪能した気がします。

新鮮な季節野菜のサラダ

旬の野菜をつかった季節野菜のサラダは「kitchenナカシマ」手作りオリジナルドレッシング『野菜がすきになるドレッシング』でいただきます。

ほんのり甘みのある、まろやかな味わいのドレッシングは、野菜のフレッシュさを引き立てるおいしさです。

本日の小皿料理

小皿料理は、旬の果物や食材を使ったオードブルで、季節によって変わります。
この日は、
＊福津産のいちじくと生ハム
＊キノコのキッシュ
＊男爵芋のコロッケ
＊チキンのガランティーヌ
4品の料理が美しく盛りつけられていました。
甘みの強いいちじくは生ハムと相性がよく、キッシュはキノコたっぷりです。
コロッケはジャガイモの味をしっかり主張していて、ガランティーヌは鶏のおいしさを感じるチキンロールでした。

パン

パンは昔から変わらず福岡市にある「ベーカリーハカタ」のフランスパンを使用とのこと。
ほんのりと甘みがあり、ビーフシチューのソースにマッチするパンです。

ドリンク

食事がおわると香り高いホットコーヒーをいただきます。
店内に流れるセンスのいい軽音楽を耳にしながら、充足感のあるランチタイムをすごしました。

◇オリジナルドレッシング／おせち料理

「kitchenナカシマ」では三種のオリジナルドレッシングを販売するほか、おせち料理やクリスマス料理などを事前予約できます。

オリジナルドレッシング

人気商品の「kitchenナカシマ」手作りオリジナル三種のドレッシングは店頭で販売しているほか、あんずの里・ふれあい広場・お魚センターうみがめでも購入できます。

おせち料理

「Kitchenナカシマ」特製のおせち料理の予約は11月30日までです。

以前、福岡西区でレストランを営んでいたオーナー夫妻ですが、福津市に移転オープンして今年で6年だそうです。
食事をしていて感じたのは、優しく落ちついた空気感です。
きっと、ひかえめで誠実な夫妻の人柄が作り出しているのでしょうね。

「Kitchenナカシマ」ではオーナー夫妻が吟味したワインをはじめ、夜も種類豊富なお酒とおいしい料理がたのしめます。
ランチでいただくハンバーグやパスタも絶品と評判の「Kitchenナカシマ」に足を運んでみてはいかがでしょうか。