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Jアラート今覚えたい攻撃別その場の逃げ方。助かるために弾道ミサイル、化学剤、生物兵器で逃げ切るには

おりえ総合危機管理アドバイザー三沢おりえ/防犯・防災・護身術

総合危機管理アドバイザーのおりえです

北朝鮮の弾道ミサイルによりJアラートが発動しましたが、日本領土に危害が及ぶ危険性はなく誤発信で現在関係省庁が原因を確認中との発表がありました。(2022年10月4日午後5時の情報)

今回はJアラートの誤発信だったとしても、何があるかわからない世の中です。

生き残る為にもこの機会に、もし日本にミサイルが飛んできたときはどうするか?またほかの武力攻撃、生物剤や化学テロなどの攻撃を受けた場合に私たちがその場でできる対処法どう逃げ切るべきかを知っておきましょう。

Jアラートとは?

そもそもJアラートが何か?といいますと消防庁地方公共と団体と連携した全国瞬時警報システムです。

国民保護(あってはならない事態から国民を保護する事)に関する弾道ミサイル攻撃情報などは内閣官房から、緊急地震速報、津波警報、気象警報などの防災気象情報は気象庁から消防庁の送信設備を経由して全国の都道府県、市町村等に送信される仕組みになっています。

有事は臨機応変も大切ですが基本を知っていると知らないとでは生き残れる可能性が変わってくるかもしれません。今回は国民保護に関する事例の対処法の基本をお伝えします。

弾道ミサイルによる攻撃の場合 室内へ

〇警報と同時にコンクリート造りの施設や建物の地下、駅の地下など必ず屋内に避難する

〇着弾した場合は弾頭の種類や被害が判明するまで避難を続ける。(国の避難指示に従う)

化学剤攻撃の場合(武力行為やテロ)風上と上階へ

可能性としては、飛行機や車からエアロゾル散布、爆弾散布、水・食料などへの混入

基本的には空気より重い、風上より風下に流される特徴があるので、口や鼻をマスクとハンカチで覆い風上、そして出来るだけ上の階に避難します。

室内にいて汚染前の場合は窓を閉め、目張りをして空気が入らないようにします。

また服や持ち物が汚染された場合はビニールなどの袋に入れ密閉し処分しましょう。

身体は石鹸などでよく洗いましょう。その後の飲食も汚染されたものを口にしないよう気を付けましょう。

生物剤の場合 日数の覚悟が必要、感染の可能性がある人との接触を避ける

見極めが難しく、潜伏期間もある可能性があります。

エアロゾルでの細菌やウィルス散布、水や食料への混入、封書や荷物などに混入、感染者の放出、虫など感染媒体の放出など様々。

早急に事態が把握できた場合は口や鼻をマスクとハンカチなどでおさえながら汚染の恐れのない地域へ避難が必要です。室内の場合窓を閉め、目張りをして密閉します。感染した可能性がある人との接触をさ避け、感染した可能性がある人が触れた物などにも触らないでください。

化学剤同様、服や持ち物が汚染された場合はビニールなどの袋に入れ密閉し処分しましょう。身体か石鹸などでよく洗いましょう。その後の飲食も汚染されたものを口にしないよう気を付けましょう・

放射性物質 核爆発やダーティボムの場合

閃光は失明の可能性があるので必ず目を閉じて下さい。地下施設やコンクリートの建物に避難しましょう。(風下方向に拡散されます)

窓を閉め、目張りをして空気が入らないようにします。また服や持ち物が汚染された場合はビニールなどの袋に入れ密閉し処分しましょう。身体か石鹸などでよく洗いましょう。その後の飲食も汚染されたものを口にしないよう気を付けましょう。外傷がない場合でも速やかに医師の診断を受けましょう。タイミングなどもありますが汚染されてない地域へ避難してください。

正しい情報が命を守る

武力攻撃やテロに遭遇した場合、SNSの情報よりテレビ、ラジオ、また政府の公的なHPなどなどより行政機関からの指示に従うことが大切です。緊急時にはSNSでは嘘のデマツイートを本当だと信じた人たちが拡散する現象が起きます。AI等、技術の進歩により、いかにも本当らしい写真や動画も出回りますが、必ず公的機関など信頼できる情報元で確認をしてください。

いかがでしたでしょうか?

あくまでも基本の対処法で、安全を保障するものではありませんが、いざという時の参考に覚えておいて欲しいと思います。

火事は下も忘れない

最後に追記。化学兵器などは上へ避難ですが火事の場合、室内では煙が上にたまりますので腰をかがめてハンカチなどで口鼻を多い(また視界のあるビニール袋などをかぶり)煙を吸い込まないように腰をかがめて低い姿勢で逃げて下さいね!

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YAHOOクリエイターズ 総合危機管理アドバイザーおりえ

総合危機管理アドバイザー三沢おりえ/防犯・防災・護身術

防犯・防災グッズ記事ランキング監修も手がける専門家。常識にとらわれない怖くない危機管理の考え方で講演会やメディア、セミナー、イベントなど幅広く活動。生活の中ですぐに取り入れられる対策や動き方、便利なグッズを提案。大学や企業向けに行う座学と実技のダイバーシティ系セミナーは防災、防犯だけでなくハラスメント対策など、身を守るために役立つと高いリピート率。 防犯整備士、危機管理士(自然災害・社会リスク)非常食研究家。 逃げるための護身術指導者、元硬式空手世界チャンピオン。 日本災害危機管理士機構、日本防犯設備士機構所属。

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