おばちゃん化現象。将来、おばちゃんになる人、ならない人、その違い。
こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。
今日は、「おばちゃんになる人、ならない人」というテーマでお話したいと思います。
女性は、生物学的に言えば、子どもを産み育てる存在なので、そのひと時は、非常に無防備になります。だから、その間は、誰かに自分を守ってもらう必要が生じます。よって、女性は、子どもを産める準備が整う10代後半ぐらいから、意識的・無意識的に、男性の気を引こうと、美しく綺麗になっていきます。
けれど、女性は、子どもを産み育て始め、子どもがある程度大きくなると、もう男性の気を引き続ける必要がなくなるので、男性から見て、魅力的な女性像からは、少しずつ離れていきます。これを女性のおばちゃん化現象と呼びます。
なお、ここで言うおばちゃんという言葉には、女性を蔑視する意味は含まれておりません。むしろ私は、おばちゃんという言葉を、いい意味で使っております。このあたりに関しては、どうぞくれぐれも誤解なきようお願い申し上げます。
さて、世の中には、結婚する前からおばちゃんっぽい女性がいます。そういう女性は、男性から守ってもらおうという意識が低い、大人タイプの女性に多いです。ここでいう大人タイプとは、人からの保護を必要としない人という意味です。成熟しているという意味ではございません。このあたりは、どうぞお間違えのないようにお願いいたします。
多くの女性は、結婚して子どもを産むとおばちゃん化していきます。理由は、先ほど言った通り、男性からの保護をさほど必要としなくなるからです。割合で言えば、結婚前からおばちゃん化しているのは、人口の1割ぐらい。結婚してからおばちゃん化するのは、人口の4割ぐらいです。よって女性は年を取ると半分ぐらいの人がおばちゃんになります。
残りの半分ぐらいの女性は、結婚してもおばんちゃん化しません。どこかしら、男性から「守ってあげたい」と思われるような雰囲気を持って生きていきます。こういうおばちゃん化しない女性は、子どもタイプに多いです。
ここでいう子どもタイプとは、人からの保護を必要とする人という意味です。人間として未熟という意味ではございません。このあたりは、どうぞお間違えのないようにお願いします。
この記事をご覧の女性のあなたは、如何ですか? 結婚しておばちゃん化しています? そして、男性の方は如何ですか? 自分の奥さんには、おばちゃん化して欲しいですか? して欲しくないですか?
私(竹内成彦)は、自分の奥さんには、いつまでも綺麗でいて欲しいと願っていますが、そのいっぽうで、結婚して子どもを産んだら、もう女性ホルモンを振りまくのはやめて、おばちゃん化して欲しいなぁとも思っています。結局私は、自分の奥さんには、自分の好きなように幸せに生きていって欲しい…と願っているだけなのかもしれないです。
以前の記事で、私は、子どもコンプレックスの話をしましたが、子どもコンプレックスの強い人は、他人からどう見られるか? に意識がいかなくなると、見事におばちゃんになっていきます。言葉は悪いですけれど、女を捨てている感じです。「そうじゃなきゃ、母親なんてやってられないわよ」という意見も聞くことがあるのですが、それは誤りで、子どもタイプの女性は、いつまでもおばちゃんにはなっていきません。自分が女であることを意識し、人からどう見られるか、絶えず気にし続けて生きていくからです。
おばちゃん化するかしないかは、半分以上は生まれつ決まっています。生まれつき性格なわけですから、そのことに対していい悪いはありません。
ただ、わたくし個人的には、
女性の方には、母親になったからと言って、あまりにも厚かましいおばちゃんいなるのはやめてもらいたいなあ…と思っていますし、また、いい年こいて、若い女性と張り合い、自分を可愛らしく見せようとするのは、痛々しいのでやめてもらいたいなあ…と思っています。
というわけで今日は以上です。
今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。
この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。