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初登板のエルナンデスが直球、スイーパーの制球良く、5回1失点7奪三振で初勝利<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
初登板初勝利のエリーザ・エルナンデス(写真:LGツインズ/初報から差し替え)

8日のKBOリーグは1試合が雨で中止。4試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

トゥサンベアーズ-LGツインズ(チャムシル)はLGの先発マウンドにエリーザ・エルナンデスが上がった。エルナンデスは7月30日にケイシー・ケリーに代わってLG入り。この日が初登板となった。

エルナンデスは早いテンポで直球、スライダー、スイーパーなど、どの球種も安定した制球力を見せ、5回78球を投げて2安打7奪三振。初回に3番ジャレッド・ヤングに喫した3号ソロの1点に抑えた。

試合はLGがトゥサンの先発、白川恵翔(前四国・徳島IL-SSG)から5回までに6点を挙げ、10-3で勝利した。LGは連敗を4で止めた。エルナンデスは初登板初勝利。

◆「白川4敗目」

トゥサンの白川は6回98球を投げて被安打4。初回の3番オースティン・ディーンの22号2ランを含む6失点で4敗目(3勝)となった。

映像:エルナンデスのピッチング(KBO公式YouTubeチャンネル)

◇8月8日(木)の結果

・トゥサン 3 - 10 LG(チャムシル)

 勝:エルナンデス

 敗:白川 恵翔

・キウム 3 - 0 SSG(コチョク)

 勝:フラード

 敗:エリアス

・サムスン 4 - 6 ハンファ(テグ)

 勝:ムン ドンジュ

 敗:ウォン テイン

・KIA 0 - 1 KT(クァンジュ)

 勝:キム ミンス

 敗:チョン サンヒョン

・ロッテ 中 止 NC(プサン)

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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