【犬猫】動物病院との上手な付き合い方【わんにゃん】
「こんなこと病院で聞いていいのかな?」
「病気のこと、もう一度聞きたいけど迷惑かな?」
動物病院ってどこまで聞いていいのか、希望を言っていいのかなど気を使いませんか?
今回は犬猫育てトレーナー宮本的
【動物病院との上手な付き合い方】
のお話です♫
納得いくまでお話しできるか?
腕は確かだけど言葉の少ない先生もいらっしゃいます。
それも含めて納得していたり、信用しているなら良いのですが、
『どうしてその診断に至ったのか』
『どうしてその治療をするのか』
などすべて納得した上でお願いしたいですよね。
動物は自分で話せないし、治療に協力的とも限りません。
決断するのはパパママです。
『こんなこと聞いたら悪いかな?』
『また!?って思われちゃうかな?』
など遠慮している場合ではありません。
とは言え先生も時間が限られていたり、他の患者さんもいるので、
分からないことを整理して後日相談にしたり、
自分の中でその子にさせたい・させたくない治療などを日頃から考えておくと良いですよ。
その上で
飼い主さんの納得を重視
してお話しできるかどうがは大切なポイントになってきます。
複数の先生に診てもらう
信頼している先生がいるのはとっても安心なことです。
でも先生も人間ですから24時間は対応出来ないと思います。
もし先生がお休みの時、夜間急に体調に変化があった時、他にも信頼できる先生がいてくれたら安心ですよね。
いろんな先生に診てもらうことは浮気しているような気持ち(笑)になる方が多いですが、うちの子のことも知ってくれている人が増えることは悪いことでしょうか?
得意分野を知っておく
獣医さんって本当にすごいです。
専門の病院や専門医としての診察でない限り、
内科・外科・循環器科・皮膚科・眼科・精神科、、、
全ての科を診るんです。
しかもいろんな動物を診ます。
犬と猫だけでも全く違う生き物なのに。。
と言うことで
「全ての科、全ての動物が得意です!」
というのは難しいと思いませんか?
苦手分野を聞くのは気が引けるかもしれませんが、得意分野や(HPなどに書かれていることもあります)、特に興味がある分野をお話しの中で聞いてみるのも良いかも知れません。
病院を使い分ける
一つの病院、一人の先生に一生診てもらうと言うのは難しいこともあるかも知れません。
・専門の科、専門医(獣医さんには専門医や認定医という先生がいます)のいる病院
・専門的な機械のある病院
・夜間やかかりつけの休みの時に診てくれる病院
・特定の動物が得意な病院(猫ちゃんはキャットフレンドリークリニックと言って猫専門の病院や専用の診察時間を設けているところもあります)
など必要に応じて使い分けたり、調べておくのも大事です。
スタッフさんと仲良くなる
獣医さんお一人でやっている病院でない限り、最初に病院で会うのはスタッフさんであるということも多いと思います。
緊急かも知れない時はそこで適切な判断ができないとその後の状態が悪化することなども考えられます。
だから先生だけが信頼できればOKとは言えません。
私は10年以上動物病院に勤めていましたが、飼い主さんがお気づきでない場合でも動物の状態やお話しを伺った中で診察の順番を変えてでもすぐに獣医さんに診てもらう必要があると判断し、状態が悪化するのを防いだことが何度もあります。
また、
「先生には言えないんだけど、本当は薬が飲めていなくて」
など先生には言いづらいご相談を頂くことも度々ありました。
スタッフの質や教育がされているかと言うのは病院を映す鏡だと思います。
スタッフさんを大事にできない病院が患者さんだけを大事にできるかと言うと難しいと思うからです。
病院の規模にもよりますが、入院施設があるところは医療行為以外のお世話などは動物看護師さんがしていたり、保定(動物が動かないようにすること)、受付、薬の説明、会計などスタッフさんが関わるものはたくさんあります。
先生だけでなく、スタッフさんとの関わりも大切にすることも上手なお付き合いのコツです。
信頼する・できること
何もかも盲目的に信頼するということではありません。
・うちの子をしっかり診てくれるか
・ちゃんと説明をしてくれるか
・優しく扱ってくれるか
など信頼に足る理由とご自分の判断力を持って
『信頼できる』
と感じたら信じましょう。
疑ったまま良い診察や治療は成り立ちません。
飼い主としてのマナーや努力をする
・わんちゃんはリードを着けて行き、待合室で放したりしないこと
・猫ちゃんは必ずキャリーバッグに入れて行き、抱っこで連れて行かないこと
などマナーや安全面に配慮することも大切です。
基本的に動物病院はどんなにわんちゃんが咬んできても、猫ちゃんが引っ掻いてきても診てくれると思います。
でも、咬んだり引っ掻いたりしてしまう子は本人のストレス軽減や先生方の安全の為にも飼い主さんとしてできることがあると感じます。
数は少ないですが、病院に慣れてもらうためのトレーニングをしてくれるところや「慣れる為に遊びに来て下さいね」と言ってくれるところもあるかも知れません。
咬んだり引っ掻いたりはしなくても、過度に怖がったり震えたりすることを
『動物だから仕方ない』
と諦めるのはまだ早いと思います。
そこで飼い主さんとして努力してくれるパパママは病院としても応援したくなるのではないでしょうか?
他ならぬご自分の子のことです。
プロ相手だからって任せっぱなしにするのではなく、その子の為にも慣れてくれたら将来の治療の幅が広がることにもなり得ます。(暴れて処置が出来ない、怖がるから入院が出来ない、とベストな治療につながらないこともあります)
職業柄あまり気にしない先生やスタッフもいるかもしれませんが、他ならぬ動物の為できることがあり、そしてそれを取り組もうと思ったら決断は飼い主さんにしかできないことです。
こういったところでも飼い主さんの意識が高まっていけばより良い関係が築ける、そう思います。
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