【日本人には謎】韓国ドラマによく出てくる不思議な行動 !Part82:一人で食事が出来ない
みなさん、こんにちは~!
いつもご覧いただき、ありがとうございます!今回も「韓国ドラマによく出てくる不思議な行動シリーズ」をどうぞお楽しみくださいね~♪
さてさて、これまでにお届けしたシリーズは、もう読んでいただけたでしょうか?
まだ読んだことがないという方は、ぜひ、この機会に読んでいただけると嬉しいです^^
さあ!それでは、今回の不思議をさっそく見ていきましょうね~!
今回は、こんな不思議を紹介しますよ~^^
「一人で食事が出来ないという人が多い?!」
韓国ドラマをみていると、みんなでワイワイ食事をしているシーンがよく出てきますよね!
反対に一人で食事をしているシーンって、あんまり出てこない気がしませんか?!
お昼休憩になると職場のみんなで一斉にお昼ご飯を食べに行ったり、誰かと一緒に食べたりするシーンが多く、一人での食事風景は滅多に出てきません。
そればかりか、一人でご飯を食べている人は、「変な人・変わり者」あるいは「友達がいない・寂しい人」として描かれているシーンもしばしば見られます。
実際にも、韓国では、一人での食事にネガティブなイメージを持っている人も少なくない印象です。
日本人のなかでも、一人での食事は抵抗があるという人はいるかもしれませんが、韓国の人のなかには、「外で一人でご飯を食べるくらいなら食事を抜く!」という人までいるくらいなんです!
「ご飯食べましたか?」とか「食事しましたか?」というフレーズが日常の挨拶として使われるほど、韓国の人々は、ご飯を食べることや食事をとても大事に考えています。
みんなで分け合って食べることが当たり前の文化で、一人で食事をするということがなかったんですね。
その名残からか、韓国料理は、みんなで分けて食べることが前提になっているものが多いですよね。
サムギョプサルなどの焼肉、チゲなども大抵が2人前からになっていて、一人前での注文ができない場合が多いんです。
韓国では、みんなでワイワイ一緒に食べることが一種のマナーのように考えられているところもあり、食事を共にすることで絆が深まり、人脈も広がると考える人も多いようです。
日本には、立食いそばや牛丼チェーン店、ラーメン屋さんなど、一人での食事がしやすいお店も多いですよね。
「一人焼肉」や「一人カラオケ」なんかもあるくらいで、むしろ「おひとりさま」であることを楽しむ人も多いかと思います。
みんなでワイワイが好きな韓国の人たちですが、ここ数年、日本のような「おひとりさま文化」が広まりつつあるんだとか!
2017年には「혼술(ホンスル)」、「 혼밥(ホンパプ)」という言葉が流行しました。
これは「혼자 마시는 술 (ホンジャ マシヌン スル)/一人で飲む酒」、「혼자 먹는 밥(ホンジャ モンヌン パプ)/一人で食べるご飯」を略した言葉で、日本語でいう「一人酒」、「一人飯」のように使われています。
「혼술남녀(ホンスルナムニョ)/一人酒男女」というタイトルのドラマも放送されましたし、松重豊が主演した日本のドラマ「孤独のグルメ」は、韓国でも放送されて人気になったんですよ~!
誰にも邪魔されず、一人で食事を堪能する姿は、韓国の人たちにとっては新鮮に映ったのかもしれませんね。
また、ドラマ「真心が届く 僕とスターのオフィス・ラブ」のなかでは、一人でご飯が食べられないというヒロインに、一人ご飯専門店を紹介するシーンが出てきますよ。
実際にも、一人前から注文できるお店も増えてきているんだとか!
「一人ご飯=友達がいない・変わり者・寂しい人」という、ネガティブなイメージも少しずつ変わってきているのかもしれませんね!
いかがでしたか?
お隣の国ですが、食事に関する考え方もずいぶん違いますよね!
ドラマをみていると、そんな違いをたくさん発見できておもしろいですね~^^
それでは、また次回もこのシリーズでお会いしましょう!
----------------------------------------------
今回の記事で韓国・韓国語に関心を持たれた方がいましたら、YouTubeで私と一緒に韓国語を学んでみませんか?
全くのゼロからでも学べる、無料の韓国語講座を配信中です!