【孤独の対処法】を現役プロ心理カウンセラーがお教えします。
こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。
今日は、「孤独の対処法」というテーマでお話したいと思います。
私(竹内成彦)は、キャラ診断でいうところの末っ子タイプです。
末っ子タイプは、寂しがり屋のくせにひとりが好き…という性格特徴を持っていることが多いです。自分でもちょっと面倒臭いです。
もっとも孤独に強いのは、おじいさんタイプです。
おじいさんタイプは、孤独が苦にならないので、ひとりでいてもヘッチャラです。おじいさんタイプは、孤独という概念すら持ち合わせていないことも多々あります。
よって、「私は孤独に強い」とおっしゃる人は、かなり疑わしいです。
というのは、本当に孤独に強い人は、自分が孤独とも思わないからです。
さて、孤独の対処法ですが、
大切なことは、人は孤独になってもいいけれど孤独感を抱えてはいけないということです。何故なら、人は、孤独感を覚えると、心病むように出来ているからです。人は、孤独感を覚えると、不幸な気持ちになってしまう生き物だからです。
よって、繰り返しになりますが、
孤独になってもいいけれど、孤独感を抱えてはいけない…といいうことです。
あなたがどのくらいの人、どのくらいの人数の人と、どのくらい深くつきあうかは、人と比べるものではなく、あなたの勝手ですが、
孤独感を覚えない程度には、人とつきあうようにしていきましょう。たとえ少々面倒臭くても、積極的に、いろんなコミュニティーに顔を出し、自分の所属欲求を満たすよう心掛けていきましょう。
「人とつきあうのは煩わしい」とおっしゃる人は、ペットでも飼いましょう。草花や観葉植物でも育てましょう。
それさえも面倒臭いとおっしゃる人は、神や仏とつながりましょう。神や仏という言葉が嫌いな人は、自然や宇宙とつながりましょう。
私のおススメは、手軽なところでは、緑豊かな静かな公園に行くことです。もしくは、ちょっと足を延ばして山に登ることです。
そうやって自分の中から孤独感を排除していくのです。そうすれば、人とつき合わなくても、孤独感を抱えなくて済みます。
あと強烈な孤独感を解消する方法をお教えします。
それは、月に1回でも、2~3カ月に1回でもいいので、カウンセリングを受けることです。「自分とカウンセラーは、つながっている」という感覚が、あなたの孤独感を解消させてくれる筈です。カウンセリングは、病んでいる人や悩みがある人が行くところとは限りません。どうぞ、上手に利用していただければ…と思います。
もう1度言います。
「大切なのは、孤独かどうか?」ではなく、「孤独感を覚えているかどうか?」です。
あなたが孤独感を抱えてないのであれば、家族がいなくても、友人・知人がいなくても、あなたは幸せに生きていけます。そう、これは、無人島でひとりで暮らしている人がいい例ですね。
ちなみに、無人島でひとりで暮らしてらっしゃる方は、「空や海、鳥や魚や月や星などの自然と、自分はつながっている」という感を持っていることがほとんどです。そう、彼らは、孤独だけれど、孤独感を抱えてはいない…ということです。
というわけで、今日は、「孤独の対処法」というテーマでお話しさせて頂きました。
今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。
この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。