老舗チェーン店の人気メニューをカップ麺に再現?「名代富士そば紅生姜天そば」をレビュー
「名代富士そば紅生姜天そば」を食べてみました。(2023年10月30日発売・ヤマダイ)
この商品は、立ち食いそば・うどんチェーン店“富士そば”の人気メニュー“紅生姜天そば”の味わいを同店監修によってカップ麺に再現したもので、鰹や昆布の出汁を利かせた濃いめの“つゆ”に“紅生姜かき揚げ天ぷら”やノンフライ仕様の蕎麦が絶妙にマッチした本格的な一杯、“名代富士そば紅生姜天そば”となっております。
では、今回の“名代富士そば紅生姜天そば”がどれほど鰹や昆布の出汁を利かせた醤油ベースの“つゆ”に仕上がっているのか?インパクトのある“紅生姜入りかき揚げ天ぷら”から滲み出す紅生姜のアクセント、“そば粉”を練り込んだノンフライ仕様の風味豊かな蕎麦との相性やバランスなどじっくりと確認していきたいと思います。
まず1食(124g)当たり413kcal。
食塩相当量は7.4gです。
次に原材料を見てみると、“和風つゆ”のイメージにぴったりな鰹や昆布の出汁を丁寧に利かせた染み渡るような味わいに仕上げ、そこに“紅生姜入りかき揚げ天ぷら”から滲み出す紅生姜のアクセントがちょうど良いメリハリを加えた臨場感の高い味わいを想像させる材料が並びます。
フタを開けてみると、ご覧の通り“かき揚げ天ぷら”、液体スープ、“かやく”といった3つの調味料などが入っています。
では、熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:430ml)
そして出来上がりに液体スープを加えてよくかき混ぜ、“かき揚げ天ぷら”を添えたところがこちら。
先ほどまでの蕎麦や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、“わかめ”から滲み出す旨味が鰹や昆布の出汁を引き立て、紅生姜のピリッとしたアクセントがクセになる本格的な一杯…といった印象の出来上がりです。
麺は、“そば粉”を練り込んだことで若干色が濃いめで、ほどよい弾力とコシを併せ持つすすり心地抜群な仕様となっており、鰹や昆布の出汁を丁寧に利かせた“つゆ”がよく絡み、一口ずつに鰹出汁や昆布の旨味、具材に使用された“紅生姜入りかき揚げ天ぷら”から滲み出す旨味や生姜ならではのキリッとしたアクセントなどが口いっぱいに広がっていき、和風出汁の風味はもちろん、紅生姜のすっきりとした香りが後味良く抜けていきます。
トッピングには、こちらの“紅生姜入りかき揚げ天ぷら”以外にワカメ・“ねぎ”が使用されていて、特に“紅生姜入りかき揚げ天ぷら”は…サクサクとした心地良い食感に加え、“かき揚げ”ならではの油分とともに紅生姜のピリッとしたアクセントが感じられます。
“つゆ”は、濃口醤油をベースに鰹や昆布の出汁を丁寧に利かせ、シンプルながらも深みのある味わいに仕上げ、宗田鰹節など素材にも拘ったことで旨味としては申し分なく、キリッとした“かえし”が全体をうまく調和しているように感じられます!
ということで今回“名代富士そば紅生姜天そば”を食べてみて、鰹や昆布の出汁を丁寧に利かせた濃いめの“つゆ”に仕上げ、シンプルながらも具材に使用された“紅生姜かき揚げ天ぷら”やワカメから滲み出す旨味やピリッとした辛みがちょうど良いアクセントとなって最後まで飽きさせることもなく、そこに“そば粉”をしっかりと練り込んだ風味豊かな蕎麦が絶妙にマッチした本格感のある一杯となっていました。
やはり出汁を活かした“つゆ”に“そば粉”を練り込んだ蕎麦、紅生姜を使用した“紅生姜かき揚げ天ぷら”の組み合わせは間違いないですね。“つゆ”だけで言うと王道とも言える定番のテイストなんですが、ここに“紅生姜かき揚げ天ぷら”が加わることによって一気にメリハリが付いて旨味も増していくため、カップ麺とは言え…かなり存在感のある一杯と言えるのではないでしょうか?
詳しくはこちらの記事もご覧ください。(外部サイト)
「名代富士そば」監修カップ麺 “紅生姜天そば” 老舗チェーン店の人気メニューを再現した一杯