知るだけで不安解消?時短乳・幼児食に使える「ちょい足し戦術」の手軽さに思わずホッ!
こんにちは!
発酵を切り口に食生活と心を彩る、発酵・フードデコレーターのRisaです。
今回は、時短乳・幼児食に!プレッシャーも何もかからない「乳幼児食の栄養価upテクニック」についてご紹介します。
(乳幼児食指導士や薬膳アドバイザーの資格も持つ私目線で食のあれこれをつづっていきます。)
この記事を読むと…
・手間ひまかけられなくても、乳幼児食の栄養価をちょいアップできる!
・食事の準備に、前向きな工夫ができるようになる!
<乳児食・幼児食づくりにストレスがかかっていない?>
この記事を読んでくださっているのは、もしかしたら、乳児食や幼児食を作られているご両親や祖父母の方が多いかもしれません。
まずは、日々、おつかれさまです。
私自身がそうなのですが、大人に出す食事よりも子供に出す食事の方が気を使ってしまうことがあります。
栄養価が足りているのか?品数はこれでいいのか?好き嫌いな食材をどう取り入れようか?…
自分だけのごはんだったら、納豆ご飯のみ!なんてことも許されても、子供(もしくは孫)が食べるとなると「手間ひまかけないといけない」ような錯覚を覚えます。
体だけでなく脳や感覚までもがぐんぐん成長するこどもたちだからこそ、食の面でもサポートしてあげたいという思いが強くなるのではないでしょうか?
しかし、その思いがプレッシャーとなり、作り手側にストレスがかかって食卓や生活の雰囲気がネガティブなものになってしまっては本末転倒です。
今回は、手間ひまをかけなくても知っているだけで気持ちが楽になる「ちょい足し戦術」について詳しくお話をしていきます。
<プレッシャーや罪悪感から解放される「ちょい足し戦術」>
私がおすすめしたい「ちょい足し戦術」とは、その名の通り「手軽な食材をちょい足し」するというもの。わざわざ切ったり、煮たり、焼いたりするわけではないんです。
そのまま、食材をかけるだけ!足すだけ!
まずは、ちょい足し食材の選び方!
具体的におすすめなのは「黒い食材」です。
黒ごま(すりでも)、のり、レーズン、わかめ、昆布、ひじき、黒米…など
薬膳的な見方をすると、黒の食材は、成長や老化をつかさどる「腎」というものにアプローチしてくれる食材。こどもの成長にはぴったりな食材群なんです!
黒色という色で覚えたら覚えやすいのではないでしょうか?
次に使い方です!
具体的な使い方は…
・納豆ご飯に海苔をかける
・かぼちゃサラダにレーズンを上から乗せる
・野菜のナムルなど和え物には黒ゴマをかける
・ごはんには黒米を混ぜて炊く
・お味噌汁に乾燥わかめを入れる
いかがでしょうか。本当に「ちょい足し」なんです!
これは我が家のやる気に満ち溢れた日の食卓。
・ごはんに海苔+黒ゴマをちょい足し
・お味噌汁に、乾燥わかめを放り込む
こちらは合わせ技多めです(笑)
・キュウリには塩昆布をちょい足し
・かぼちゃサラダにはレーズンを混ぜる
・お味噌汁には乾燥わかめを放りこむ
黒い食材を特におすすめはしていますが、以下もおすすめです。
・白すりごま
・鰹節
・しらす
・桜エビ(アレルギーでなければ)
・ナッツ(アレルギーでなければ)
栄養面だけでなく、上記に挙げた「香りやコク・旨味がつよい食材」をちょい足しすることで、あれやこれやと凝った味付けにしなくても、シンプルな美味しさで満足感がでます。
シンプルな味付けは、調味が簡単という作り手側のメリットだけでなく、食べる側にもメリットが!
それは、「味覚」の広がりにつなるということ!
自然の味わいを体感するのも「味覚」を広げるのにとても大事な要素です!
栄養面だけでなく、こういった食材のちょい足しで「味覚」という感性が育まれていきます。
ぜひ、ご自宅にあったらお試しくださいね。
<最後に>
料理が苦手でも、栄養面に自信がなくても、少しずつやれることから取り入れるだけで、きっと作り手に「ゆとり」が生まれると思います。
食事は、栄養を摂るだけでなく、一緒に食べる人とのコミュニケーションツールだったり、想い出と強いつながりがあったり…様々な面があるものです。
作り手のゆとりは、こういったコミュニケーションの充実や想い出つくりにも表れてくると思います。
食事選びや、食事作りを頑張っているのに不安や罪悪感を感じてしまう方は、ぜひ、今のご自身の頑張りを認めたうえで、この「ちょい足し戦術」も取り入れてみてください。
最後までご覧くださりありがとうございました。