【京都市中京区】隠れ家的グルメスポット二条通で見つけた生パスタと京漬物がこんなにも相性がいいとは!
京都市役所の北側となる寺町二条から続く二条通は、和食やうどん蕎麦、おしゃれなカフェはもとより、クラフトビールの充実したバルや居酒屋などポツンポツンと隠れ家的なグルメ店が集中するスポットとなっています。
2023年9月10日のランチタイムに散策していると、「ネオパスタヤマウチ」とあるさわやかなブルーの看板を見つけたので入ってみることにしました。メニューを見ると、豊富なパスタメニューの中に、「しば漬け&すぐき漬けMIX」を発見。冷製パスタを注文しました。
すぐきとしば漬は、千枚漬と並んで京都三大漬物と言われ、大変美味しいのですが、それぞれ独特の酸っぱ味があります。果たして生パスタに合うのか? 不可思議に感じながら食べてみると、「これめっちゃいけるやん」となりました。酸っぱ味が却ってソース代わりにピリリと効いてこんなにも相性がいいとは驚きです。あったかメニューはさらに溶け込んでうま味が増すのだとか。
店主の山内英揮さんは、2022年11月26日に開店以来、生パスタになんとか京都らしさを出したいと、試行錯誤の上、全粒粉を弾力や小麦の風味を生かすギリギリで使用した自家製パスタに、相性のいい京漬物とのコラボを実現させました。
他にも、トッピングのハンバーグやベーコン、ソースに至るまでこだわったラインナップが揃います。この秋限定のさつま芋パスタも売り出しを始めました。
すぐき漬は古来より、上賀茂神社の神官たちによって秘伝とされた門外不出の漬物、しば漬は古来より大原の里に伝わる保存食に鎌倉時代になって隠棲した建礼門院徳子が「紫は漬」となずけたのが始まりと伝承されます。古いものと新しいものを受け入れることができる、これだから京都は楽しいと思います。
ぜひ一度召し上がってみてください!
ネオパスタヤマウチ(外部リンク)京都市中京区観音町85−1 075-744-1877