線路沿いがバラで彩られる!東京さくらトラム(都電荒川線)のバラ駅・スポットはここ
こんにちは、「ホリデーノート」を運営しているotoです。今回は、東京さくらトラム(都電荒川線)に乗って、バラを楽しむお出かけをしてきました。
東京さくらトラムは、東京都内にのこる唯一の都電です。荒川区の「三ノ輪橋駅」〜新宿区の「早稲田駅」をむすぶ12.2kmの電車で、運賃は一乗車につき大人170円(IC168円)/子ども90円(IC82円)均一。一両編成でのんびりと走る電車です。
バラスポット1:荒川区の「三ノ輪橋駅」〜「町屋駅前駅」
まずは人気の「三ノ輪橋駅」からバラ散歩をスタートします。レトロな電車と駅舎、そしてバラを一緒に撮影できるとして人気の駅です。あまり時間をおかずに電車がやってくるので、そう待たずとも、電車とバラの写真を撮影できます。
三ノ輪橋駅は、バラ花壇も本当に見事です。荒川区はバラによる緑化を進めており、北区との境から、三ノ輪橋駅の間までに約13,000株のバラを植栽しているのだそう。
三ノ輪橋駅から歩いていくと、ずっと線路沿いに色とりどりのバラが咲いているのがわかります。
「荒川二丁目駅」にもバラ花壇がある
荒川二丁目駅は、三ノ輪橋駅から1kmほどなので、歩いていくことができます。線路沿いのバラを楽しみながら歩くと、あっという間(途中、線路沿いから離れて歩きますが)。駅舎に沿うようにして、美しいバラ花壇があります。
「町屋駅前駅」にもバラ花壇がある
荒川二丁目駅から、さらに歩くこと10分。「町屋駅前駅」にもバラ花壇があります。
町屋駅前駅には、平和への願いがこめられた「ピース」というバラが植えられています。一部ピンク色がかった薄い黄色をしたバラです。
三ノ輪橋駅〜町屋駅前駅までは約2kmを歩きました。バラを楽しみながら歩くとあっという間です。
町屋駅前駅からは「東京さくらトラム」に乗り、つぎの目的地である「荒川遊園地前駅」を目指します。
バラスポット2:荒川区の「荒川遊園地前駅」〜「荒川車庫前」
上の写真は「あらかわ遊園バラ花壇」です。「荒川遊園地前駅」で降りて横断歩道を渡ると、見つけることができます。
荒川遊園地前駅から荒川車庫前までは、線路沿いにカラフルなバラロードが延々とつづきます。この辺りに住んでいる方は、バラの季節は毎日バラを眺めることができるのだなと思うと、少し羨ましくなります。
途中、電車が通るたびに、電車とバラの写真を撮影したくなりますよ。
荒川車庫前からは再び「東京さくらトラム」に乗車し、最後の目的地である「大塚駅前駅」へ向かいます。
バラスポット3:豊島区の「大塚駅前駅」〜「向原駅」
大塚駅前駅から、向原駅までは「大塚バラロード」と呼ばれ、バラの季節には「バラまつり」が開催されるほどの名所です。約710種、1210株ものバラが植栽されています。
線路の両側に絶えずバラが植栽されており、まるでバラ園のように、きちんとエリアが区分けされています。上の写真は「香りのバラエリア」。ちゃんとエリア名が書かれた洋風の看板も設置されています。
バラと電車の写真を撮影することもできます。とにかく線路沿いがずっとバラなので、みんなが一箇所に固まることなく、さまざまな場所で撮影が楽しめます。
「東京さくらトラム」に乗ってバラ散歩をしよう
今回はじめて「東京さくらトラム」に乗車しました。改札はありません。電車の乗り口で「ピッ」と交通系ICカードをタッチし、降り口では何もせず、そのまま降ります。そしてバスのように、降りる駅ではボタンを押します。
のんびり走る「東京さくらトラム」は時間こそかかるけれど、ところどころで車窓からバラを楽しめ、途中下車すれば、延々とつづく線路沿いのバラに感動。春の陽気のなか、バラの香りにもうっとりしながら、気持ちのいい散歩が楽しめます。