【高評価】Anker「Soundsync Bluetoothレシーバー」のレビュー!
2500円以下で購入できるAnkerの「Soundsync Bluetoothレシーバー」をレビューしていきます。
購入を検討している方は参考にしてみてください。
- 目次
- スペック
- 外観など
- 使いごこち/レビュー
- その他
Anker「Soundsync Bluetoothレシーバー」のスペック
最初にAnkerの「Soundsync Bluetoothレシーバー」のスペックを簡単に確認しておきましょう。
- サイズ:50mm x 29mm x 10mm
- 重量:12g
- 内臓バッテリー:180mAh
- 再生時間:最大12時間
サイズは50mm x 29mm x 10mmと非常にコンパクト。
重量もわずかに12gちょっと。コンパクトで軽すぎてうっかりなくしそうなぐらいです。
内蔵バッテリーは180mAh。最大12時間再生が可能となっています。
Bluetoothの対応バージョンは5.0。対応コーデックはSBCと思われます。
Anker「Soundsync Bluetoothレシーバー」の外観など
本体は基本やや幅が広い直方体ですが、本体上側が少し盛り上がっていてかまぼこ形をしています。
背面にクリップなどはついておらず、ポケットの中にしまって使うことを想定しているようです。
ボタンは電源とボリュームアップダウンの3つ。3.5mmのステレオイヤフォンジャックに、充電用にはマイクロUSBコネクタを採用しています。
同梱品はマニュアルの冊子2つと充電用USBケーブルにLINEのオーディオケーブル、それと音響機材のAUXジャックに直接繋ぐためのオス・オスコネクタです。
ちなみにユーザーマニュアルですが、さすがは世界を相手取るAnker。
なんと13カ国語対応で1cm近い厚さがあります。
Anker「Soundsync Bluetoothレシーバー」の使いごこち/レビュー
使ってみた感じはそのコンパクトさと軽さが光るイメージです。
有線イヤフォン、ヘッドフォンに繋ぎっぱなしでぶら下げておいても問題がないかもしれないぐらいです。
また、それぞれのボタンは小さいですが押し分けは容易。操作ミスはほぼ起こらないでしょう。
Bluetoothのリンク操作もごく普通の手順でOKですしセットアップもとても楽でした。
ちなみにWindowsパソコンに接続した場合、ボリュームのアップダウンはWindows側のスケールで6刻みぐらいのステップで動作するようになっていました。
最大ボリュームはかなりの音圧で音を出せますので、最初の音出しの際にはご注意を。
バッテリーの持ち
さすがに公称値通りの持ちは期待できなさそうですが、再生ボリューム次第とはいえ10時間程度の連続再生は行けそうな感触ですね。このコンパクトさでBluetooth接続なことを考えれば非常に優秀と言える性能です。
音質
この製品はAmazonですと2,000円ちょっとで買えるお手軽製品です。
ですが出てくる音は思いの外バランスが良い整った音でちょっと驚きました。コーデックがSBCですから当然高くない限界はあるものの、音楽も割と満足できる音質で楽しめます。
周波数範囲も上から下までかなり頑張っています。ただ、かまぼこ形の音の出方と言いますか、高い音と低い音のボリュームは少し抑え気味になります。
残念なのはバックグラウンドのホワイトノイズのレベルがかなり高めなこと。
静かなシーンでは「シャー」っという音がハッキリ聞き取れます。
ただまあ、元々が音楽用ではなく通話などを目的とした商品でしょうし、2,000円台で手に入るお手頃製品ですから割り切りは必要でしょう。
とはいえ、再生される音自体はすごく頑張ってるんですよ。イヤフォンに自分が好きな質の良いものも流用可能なこともあって、安価なBluetoothイヤフォンよりトータルの音質で勝る可能性もあります。
その他
今回取り上げたAnkerのSoundsyncはコスパが非常に高い優れた製品だと思います。非常に手軽な価格なのにいろいろなところの頑張りが見えますから。
ただ、据え置きに近い形で使うのかモバイル用途で利用するのか、コンセプトに少し迷いが見られる気がしないでもありません。
持ち運ぶこと重視ならイヤフォンジャックは短辺に付けて縦長形状で使う方が便利そうな気がします。据え置きに近い形で使うなら本体が軽すぎてケーブルに振り回されそう。
やはりパッケージにも書かれているとおり、オス・オスの直結コネクタで音響機器に直付けするのがこの製品の本来のコンセプトなのかもしれませんね。
とはいえ、どんな使い方でも邪魔にならない小ささ・軽さは大きな武器になるでしょう。