アスパラの皮剥きは「リラックスして下さい!」料理人からのお願い【そのワケとは?】
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
いきなりですが…皆さんはアスパラの「正しい下ごしらえ」を知っていますか?
下ごしらえはアスパラを美味しく食べる上で欠かせない大事な行為ですが、意外と正しくできていない方が多い気がします。
アスパラの下ごしらえのよくある疑問として…『どこまで皮を剥けばいいの?』や『根元は何cm切り落とせばいいの?』が挙げられます。
今回はアスパラの「正しい下ごしらえ」を皆さんにお教えしたいと思います。
私は仕事上、年間に3000本のアスパラを剥いています。もはや、「アスパラの皮剥きマスター」といっても過言ではありません。そんな、自分が皆さんにお教えします。アスパラが好きな方はぜひ最後までお付き合いください!
今回の目次
- どこまで皮を剥けばいいの?
- 根元を切り落とす
- まとめ
どこまで皮を剥けばいいの?
下ごしらえの1つでもある「皮剥き」について見ていきましょう!
まず、皆さんに覚えてほしいことがあります。それは…アスパラは部位によって固さが異なるということ!
もっと詳しく解説すると…アスパラは穂先側よりも根元側の方が固いです。そのため、下ごしらえの1つとして…根元側の皮を少し剥く必要があるのです。
よく『どこまで皮を剥けばいいの?』と分からない方がいます。
そんな方たちの為に、今回は「目安」を用意しました!
その目安とは…根元から5cm
根元から5cmピーラーを使って皮を剥いてあげてください!
そして、ピーラーで皮を剥く際のアドバイスとして…力が入り過ぎないよう、リラックスして剥いてください!なぜなら、力が入りすぎると…皮だけでなく、身の柔らかい部分まで剥けてしまうからです。
剥いた後にアスパラ全体を眺めてみてください、太さが均一になっていたら上手に剥けたということになり、逆に「ひょうたん」みたいになってしまったら残念ながら皮剥きマスターと自負することは出来ません!
根元を切り落とす
アスパラの下ごしらえの工程は、大きく分けて2つあります。
1つ目は…先ほどお教えした「皮を剥く」、2つ目は…「根元を切り落とす」。
多くの人がやりがちなのが…アスパラの根元を切り落としてから皮を剥く方法。しかし、この方法では皮が剥きにくくなります。アスパラの皮を剥いたことがある人ならわかると思いますが、根元の近くまで綺麗に剥くのは難しいです。ピーラーを使っても、完全に剥ききるのは至難の業です。
なので「先に皮を剥いてから根元を切り落とす←この順番がオススメです!
では、根元は一体どのくらい切り落とせば良いのだろうか?
答えは…根元から1cm
調理法によっては、切り落とさなくても良い場合があります。
例えば…「天ぷら」などの高温でアスパラを調理する料理なら根元を切り落とさなくても、大丈夫です。
根元を切り落とすのは…“根元に毒がある”とか、そういった理由ではなく、シンプルに食感が固く口に残りやすいから。なので、食べても問題ありません!
まとめ
- アスパラの下ごしらえは「皮を剥く」と「根元を切り落とす」の2つ
- 皮は根元から5cmを目安にピーラーで剥きましょう
- ピーラーで剥く際はリラックスして剥いてください!
- 下ごしらえの順番は→先に皮を剥いてから根元を切り落とす
- 根元から1cmを目安に切り落とす
- 「天ぷら」などの料理なら根元は切り落とさなくても良い
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