夏なんてまだ先のこと…なんて思っていたら、いくつもの夏の花火大会ですでに有料観覧席の発売が開始、または発売予定が告知されていました。この記事では、発売中または５月半ばまでに発売の花火大会情報を集めています。
有料席は買わない、という方も、開催情報を確認して、早めに計画を立てておくに越したことはありません。夏に向けて、着実に準備を進めていきましょう！

※掲載内容は記事執筆時点のものです。最新の情報は公式サイトにてご確認ください。また、市民限定販売などの情報は除いています。

ここに掲載している花火大会は以下の7つです。

• 真駒内花火大会（北海道）
• 伊勢神宮奉納全国花火大会（三重）
• 能代の花火（秋田）
• 岡山国際サーキット花火大会 produced by 磯谷煙火店（岡山）
• ぎおん柏崎まつり 海の大花火大会（新潟）
• 隅田川花火大会（東京）
• 松江水郷祭湖上花火大会（島根)

７月6日（土）：真駒内花火大会（北海道）

北海道の心地よい夏の始まりを彩る人気の花火大会。真駒内公園のセキスイハイムスタジアムを舞台に、音楽と花火、照明や炎とのコラボした演出で魅せます！

スタジアムが会場なので、スタンドのイス席は段差があり前後の人を気にせずゆっくり見られるし、デートにもオススメですよ。またスタジアムの観覧エリアのほか、アリーナにも観客席が設置されるので、アリーナでは花火を浴びるような迫力を、スタジアム席では全体を俯瞰してその演出を堪能できます。

打ち上げ担当は、例年同様、日本橋丸玉屋（東京）と、紅屋青木煙火店（長野）が告知されています。いずれも音楽と花火のコラボ演出に定評のある煙火店なので、見ごたえは間違いなし！

チケットは５月9日よりローソンチケットで販売開始予定ですが、まだ席の種類などの詳細が公開されていません。気になる方はマメに情報をチェックしてください！

７月13日（土）：伊勢神宮奉納全国花火大会（三重）

伊勢神宮に花火を奉納する花火を揚げる、日本三大花火競技の１つの数えられている伝統ある花火大会です。全国から多数の煙火店が集まり、珠玉の花火を打ち上げます。

「打上花火の部」と「スターマインの部」があり、「打ち上げ花火の部」では５号玉3発、10号玉1発を打ち上げ。「スターマインの部」は、音楽に合わせて多数の花火を連続して打ち上げます。

河川敷があまり広くないので、有料席も数は多くないようです。ただ、無料エリアは相当混雑するので、落ち着いて確実に見たいなら、やはり有料席がおすすめ。

７月20日（土）：能代の花火（秋田）

秋田県の能代市で開催される花火大会。秋田の花火大会というと大曲が有名ですが、能代も豪華な音楽つきスターマインに加えて、東北唯一という三尺玉も上がり、内容の充実した見ごたえある花火大会です。

2024年は第20回記念大会ということで、スペシャル企画を実施！「大曲の花火」（全国花火競技大会）で内閣総理大臣賞を受賞した花火師による尺玉の競演として、計20作品が打ち上げられます。

チケットは１人用のイス席から6人用のマス席、三脚を立てられるカメラマン席（中央・東）まで多彩。４月14日から販売されており、一部の券種は売り切れているので、お早めにご検討を。

遠方の方で飛行機を利用される場合は、大館能代空港の「泊まってお得！キャンペーン」が利用できるかも？キャンペーン公式サイトで詳細を確認してくださいね。

７月20日（土）：岡山国際サーキット花火大会 produced by 磯谷煙火店（岡山）

岡山県美作市の岡山国際サーキットで開催される花火大会。愛知の老舗煙火店で、内閣総理大臣賞受賞歴もある磯谷煙火店がプロデュースし、10号玉（尺玉）を含めた色鮮やかな花火を打ち上げます。2024年は映画音楽中心にメロディー花火を打ち上げるということで、見ごたえある花火ショーが期待できます！

2023年初開催で好評を博していましたし、４月1日からチケットが発売されていたため、売り切れている席種も結構出ています。スーパー早得も４月30日23:30で終了、以降は少しチケット代が上がるため、早めの購入が安心＆お得です！

７月26日（金）：ぎおん柏崎まつり 海の大花火大会（新潟）

越後三大花火の１つで「海の柏崎」と呼ばれる人気の花火大会（ちなみに他の２つは「川の長岡」と「山の片貝」）。その名の通り、海を舞台に打ち上げ、海面に向かって斜めに打ち込む花火と上空の花火が同時に開く海中空スターマインなど、抜群の迫力で魅せます！

また、約600ｍの上空で、直径約600ｍに開く三尺玉や、尺玉100発一斉打上など、柏崎ならではの圧巻の花火が見られます。

広い砂浜に有料観覧席を設置していますが、一定期間申し込みを受け付け、設定数を超えたら抽選、という形をとっています。2024年の一般申込は４月22日から始まっており、５月7日（火）18:00までの受付。インターネットだけでなく、ファックス、郵送、有料観覧席予約センター窓口での申込が可能です。過去の状況を鑑みるに、抽選になる可能性が高いと思います。余りが出た場合は６月20日に花火特設ページで案内があるとのことですが、もし余りが出ても少数だと思われます。行ってみたいと思われるなら計画はお早目に！

７月27日（土）：隅田川花火大会（東京）

都内で大人気の花火大会で、都会のど真ん中で打ち上げるほか、全国の花火業者による花火コンクールが開催されるのが特徴。

大人気、そしてアクセス抜群な都心ゆえに大勢の人が詰めかけます。2023年は４年ぶりの開催だったこともあり、周辺や駅の混雑ぶりが話題になりました。そんな大混雑の花火大会をゆっくり見られる希少な会場が、「市民協賛席」です。

広い会場を用意するのが難しい都市部の開催だけに、観覧会場は複数箇所が設けられていますが、観客数に対し協賛席総数としては多くはないので競争率も高いです。はがき抽選とWEBでの先着申込がありますので、申し込みを考えておられる方は早めにご検討ください。抽選の競争率は相当高いと思われますが、WEB申込も売り切れは早いと思われます。発売日当日・発売開始時間にトライできるようにしておきましょう。

会場により席のタイプ（シートかイス席か）や協賛金額が異なり、また協賛金はいかなる場合でも返還なし、同一人による複数回の申し込みは無効など、注意事項があるので、事前に募集要項をしっかり確認してくださいね。

８月3日（土）・4日（日）：松江水郷祭湖上花火大会（島根）

松江市の宍道湖上で打ち上げる花火大会。2024年は8月3日に10000発、4日に11000発の打ち上げが予定されています。

宍道湖上4か所に台船（花火打ち上げ用の船）を設置し、斜め打ちなど湖上での打ち上げを活かしたダイナミックで華やかな花火が楽しめます。湖面の美しいリフレクションも必見！

松江駅から徒歩圏内なので、遠方からも行きやすく、旅行の予定に組み込むのもおすすめです。

有料観覧席は湖北エリア、白潟エリア、湖南・とるぱエリアに分かれていますが、場所により見え方が異なるので、事前にマップを確認の上で席を選んでくださいね。