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「揚げ油は何回まで再利用できる?」栄養士が正しい保存法や処理法を解説!

こんばんは

栄養士食堂です。

「揚げ物で使った油は1回で捨ててしまうのはもったいないけど、何回再利用できるのかわからない…」

と不安に思う方も多いのではないでしょうか。

今回は「揚げ油の使用回数」について詳しく解説していきます。

興味がある方は最後までお付き合いくださいね。

今回の目次

1 揚げ油の使用回数
2 揚げ油の保存方法
3 油の正しい処理法
4 まとめ

1.揚げ油の使用回数

ではさっそく揚げ油の使用回数を解説していきます。

揚げ油の使用回数は、汚れや劣化が少ない油なら3~4回が目安だと言われています。

ただし揚げ物の種類によっても再利用できる回数は変わります。

例えば鶏肉の唐揚げや魚のフライなどは1回目でも油が汚れやすいので油の状態をチェックして判断しましょう。

<変えるべき油の状態>

・色が茶色く濃くなったもの

・揚げものをしたときに泡が消えにくいもの

・180度くらいで煙が出るもの

もし使用してる油がこの状態であれば、捨てる目安です。

2.揚げ油の保存方法

揚げ物をした後、油が熱いうちに「編じゃくし」を使ってで油カスを捨て、やけどしない程度の温度になったら油こしでろ過し、オイルポットで冷暗所に保存しましょう。

※油が完全に冷めてしまうと油に粘りがでてきてしまい、ろ過がしにくいのでなるべく熱いうちにろ過をするのがおすすめです。その際はやけどには注意してください。

3.油の正しい処理法

牛乳パックや凝固剤を使う方法もありますが、今回は一番手軽な方法を紹介します。

その方法は袋に入れて捨てる!

キッチンポリ袋を2重にして、新聞紙やキッチンペーパーなどを入れ、冷ました油と水を一緒に染み込ませます。

(自然発火の恐れもあるので水も必ず一緒に染み込ませましょう)

最後は必ず輪ゴムで口をしっかりととめ捨てます。

4 まとめ

・揚げ油の使用回数は、汚れや劣化が少ない油なら3~4回が目安。

・揚げ油はやけどしない程度の温度になったら油こしでろ過し、オイルポットで冷暗所に保存する。

・油の廃棄方法はポリ袋を2重にして、新聞紙やキッチンペーパーなどを入れ、冷ました油と水を染み込ませ廃棄する。

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栄養士として2000食以上の学校給食の調理を経験しその後、保育園の栄養士として勤務。現在はその経験を活かしインスタ・YouTube・ヤフー記事の栄養士として活動中。保有資格 栄養士/保育士

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