新しくウォーキングシューズを買いました。札幌では割と温かい日が続いているので歩くのがたのしいいろはです。

本日も記事をお読みいただきありがとうございます。

先だってにとっても素敵なお店に出合いました。

場所は、札幌市中央区、地下鉄東西線 西18丁目駅から徒歩約6分にある

creperie tsuki（クレープリー月）

閑静な街中の古民家です。道路よりちょっと奥まった場所にあるので、一見分からないかもしれません。いろはは初めて来たときは通り過ぎました。下記の写真の外観を目印に来てみてください。

creperie tsukiさんは札幌円山のガレットとクレープとシードルの専門店

以前道外でガレットをいただきとてもおいしかったので、札幌でもガレットが食べられるお店はないかなと思っていたところcreperie tsukiさんに出合うことができました。

今回はランチをいただきます。

ガレットランチはこの時は８種類ありました。看板メニューには具材が表記され、メニューには写真もあるので食べたいメニューが想像しやすくて決めやすいです。

メニューです。

メボウキを注文（サラダとスープ付き）1100円

自家製ツナがトッピングされた　Nice(ニース）と迷ったのですが、バジルソース、トマト、くるみ、リーフ、たまご、チーズ、サラミがトッピングのMEBOUKI（メボウキ）にしました。

因みに、メボウキとは、バジルの和名で、漢字で目箒と書きます。オーナーシェフに教えてもらいバジルの和名だとは知りませんでした。

さて、テーブルには焼きたてのガレットが届きました。

中央には半熟卵があり、フレッシュな野菜と共に頂きます。

先ずは、ガレットを食べやすい大きさにカットして、好みのトッピングをのせて半熟卵を少しだけディップして一口。

ん～。もちっとした生地のガレットはほのかに塩味を感じますが、咀嚼していると甘みもあります。バジルソースがめっちゃくちゃ合いますね。

次はサラミだけ乗せてみようかな・・・とトッピングを変えて味変を楽しみました。おいしかったです。

サラダ

サラダの上に乗っている手作りの大根のチュイールは、ざくざくと砕いて野菜と和えていただきます。これはオーナーシェフが２０年以上も前に独自に考案したものだそうです。すった大根が入っているのですが、全く大根には感じられずさくさくとした食感がアクセントになりました。

２階のテーブルからの眺め

この時は２階のテーブルに座ったのですが、creperie tsukiさんは築60年の古民家をリノベーションしています。フランスの田舎の教会をイメージしているそうです。

２階の床を取り払いハリを残し吹き抜けにしているので、２階からの室内の景色はとても空間が大きく見えて気持ちのいい気分でした。

ステンドグラス風の窓を陽光が照らし店内を優しく彩ります。木製の家具や調度品で飾られ、室内の至るところに木の柔らかく優しい雰囲気を感じるので、居心地がとてもいいです。

更にご紹介したいお気に入りのメニューがこちら

Basque(バスク）1500円

ピペラードは濃厚でトマトの濃い甘みと旨味があり、ガレットと一緒にいただくとすっごくおいしかったです。更に、たまごとも合うのは間違いないのですが、とろとろ黄身に付けていただくとすごぉく旨味が増してとっても気に入ってしまいました。個人的にはバスク推しです。

ここは１階の半個室のようなお部屋でした。出入口の枠の形がとてもかわいいデザインです。でも、店内をよく見ると、このデザインが多く取り入れられていました。後ほどご紹介しますね。

左右非対称ですが、３ヶ所の木枠が大小素敵なデザインです。有名な建築雑誌にも店内の設計デザインが紹介されたそうです。

店内どこに座ったとしても、楽しめる空間だと思うので、お食事しながら調度品や照明、小物など素敵なものを見つけてみるのもいいかなと思います。

いかがでしたでしょうか。creperie tsukiさんのガレットランチをご紹介いたしましたが、その他クレープやシードルも充実したラインナップでシードルは１１種類常時あるそうです。気になる方はガレットとシードルとの組合わせで楽しんでみてはいかがでしょうか。

【取材後記】

creperie tsukiさんのガレットは道産そば粉を独自にブレンドして使用しているそうです。そして、モチッとした食感とカリッとした食感の２層仕立てで焼き上げているので、この食感が味わえるとのことです。ぜひ、ガレットを食べたことがある方もない方も、今までにないこのガレットを召し上がってみてはいかがでしょうか。

最後に、印象的だったオーナーシェフとのお話ですが、「長くフランス料理の世界にいる中で、もっとフランクにフランス料理を楽しんでもらいたい、気軽にフランスの食文化を知ってほしい」という熱い想いがありこのお店を築いたとのことです。ガレットはフランス　ブルターニュ地方の田舎料理だそうです。今回は１つの料理を通してフランスをとても身近に感じました。

オーナーシェフ様、この度は取材のご快諾とご協力をいただき感謝申し上げます。おいしいガレットに出合えたので、また是非伺いたいと思います。ごちそうさまでした。

※こちらの情報は、2023年3月の取材時のものです。

最新の情報は、SNS等にてご確認のほどご来店ください。