相撲&猫のほっこり張り手!両国「とし田」さんのどら焼きに詰まった甘くて可愛い日本の文化
海外ではすでにサマーバケーション真っ最中となり、都心はもとより国内のいたるところで海外からの観光客の方が目立つようになりましたね。東京では銀座、浅草、渋谷といった古今東西の文化に触れられる場所は、休日ともなると人で溢れかえるほど。
さて、そんな中海外の方と触れ合ったり、お土産を渡したりする機会が増えたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。もしくはこの夏、そういった機会を設けていらっしゃる方もいるかと思います。
今回は、日本の文化に触れられるような「ニャン」とも可愛らしい和菓子をご紹介。
大正10年創業、相撲の聖地といっても過言ではない両国にてお店を構える和菓子屋「とし田」さん。お茶席でも重宝されるクオリティの高い半生菓子でも有名なお店なのですが、両国国技館で大相撲が開催される期間限定の和菓子のほか、相撲と結びついたデザインの和菓子が並び、観光客にも人気のお店です。
そんなとし田さんには、すもうねこという漫画とコラボレーションをしたどら焼きが販売されているのでご紹介。
楕円形の皮を二つ折りにしたスタイルのどら焼き、「ねこちゃんこ」。今回は和の王道、栗味を。すもうねこの主役である猫力士の焼き印が堂々と刻印され、可愛いらしさとインパクトに思わず手に取ってしまいたくなるようなスタイル。
お味はといいますと、猫力士の張り手の如く、強かな香ばしさが効いた大人味の皮。しっとりというよりは、ホットケーキのようなある程度の食べ応えも備わった存在感のある一枚皮。とはいえ、そこに加わるしっかりとこし餡は皮とよく馴染む具合に調整されており、ほくほくとした歯応えを残した栗の甘露煮とこし餡双方の優しい甘味を引き立てているので、大人風味でありながらバランスの取れたどら焼きに
どら焼きも相撲も、かなり日本の文化として浸透しているなと実感する機会が増えてまいりました。まんまるなどら焼きも王道たる魅力がありますが、より日本らしさを加えたどら焼きは、海外の方のみならず多方面へのお土産や差し入れとして喜ばれそうですね。