スタミナ系のカップ麺限定メニューが登場?「彩華ラーメン監修 旨辛醤油ラーメン」
「彩華ラーメン監修 旨辛醤油ラーメン」を食べてみました。(2023年10月17日発売・サンヨー食品)
この商品は、奈良のご当地ラーメンである“天理ラーメン”発祥の老舗有名店“彩華(さいか)ラーメン”監修によってオリジナルメニューをカップ麺に再現したもので、ポークをベースにガーリックの風味と唐辛子の辛み、そして白菜の甘味を合わせた旨辛醤油スープに仕上げ、“にんにく”の旨味が味の決め手となるスタミナ系の一杯、“彩華ラーメン監修 旨辛醤油ラーメン”となっております。
では、今回の“彩華ラーメン監修 旨辛醤油ラーメン”がどれほどポークをベースにガーリックの風味や唐辛子の辛みを利かせたスタミナ感溢れる仕上がりとなっているのか?具材に使用された白菜キムチ、コシの強い角刃の中太麺との相性やバランスなどじっくりと確認していきたいと思います。
まず1食(67g)当たり300kcal。
食塩相当量は5.1gです。
次に原材料を見てみると、白菜エキスや豆板醤、香味野菜などを豊富に使用したことで、定番とも言える旨辛な味わいに仕上がり、“にんにく”の風味や唐辛子のピリッとした辛みがクセになる万人受けしそうな味わいを想像させる材料が並びます。
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、フタの上には“仕上げの小袋”と記載された調味料が別添されています。
では、熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:320ml)
そして出来上がりに“仕上げの小袋”を加えてよくかき混ぜたところがこちら。
先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、奈良県のご当地ラーメン“天理ラーメン”のような旨辛でスタミナ感のあるテイストがレギュラーサイズで気軽に楽しめる一杯…といった印象の出来上がりです。
麺は、若干幅広で角刃の中太、そしてもっちりとした弾力と強いコシを兼ね備え、割とガシッとした食感が心地良く、すすり心地抜群な仕様となっており、奈良県を代表とする老舗有名店“彩華ラーメン”監修によってカップ麺オリジナルのメニューを再現した旨辛醤油スープがよく絡み、一口ずつに醤油のコクや食欲そそる香味野菜の旨味などが口いっぱいに広がっていき、ほんのり香る“にんにく”の風味やフライ麺特有の香ばしさが後味良く抜けていきます。
トッピングには、こちらの白菜キムチ以外に鶏・豚味付肉そぼろ、味付ニラが使用されていて、特に白菜キムチは…白菜の甘みとピリッとした辛みをうまく利用しようとしたんでしょうけど、キムチならではの味付けがスープの味を損なっているように感じられます。これは実店舗の“彩華ラーメン”とはひと味違ったテイストを再現しているものの正直微妙です。
スープは、ポークをベースにガーリックの風味や唐辛子の辛さ、白菜の甘みを合わせたことで思ったより深みがありますが、サラッとした状態で後味すっきりとしたテイストとなっています。
ということで今回“彩華ラーメン監修 旨辛醤油ラーメン”を食べてみて、ポークをベースにガーリックの風味や唐辛子の辛み、白菜の甘みなどを利かせたことで旨辛な醤油スープに仕上げ、具材に使用した白菜キムチが全体の味を損なってしまい、キムチラーメンのような印象が強かったため、期待していたほどのスタミナ感溢れるテイストではありませんでしたが、万人受けしそうな最後まで飽きの来ない一杯となっていました。
やはり、ここは白菜キムチではなく純粋に白菜を使用してほしかったですね。どうもこの具材でスープの味を誤魔化しているようにも感じられましたし…サラッとし過ぎてコクもなかったので、お好みによっては各種香味野菜や調味料、香辛料などを加えて味を調整してみるとスタミナ感溢れる味わいが存分に楽しめるのではないでしょうか?
詳しくはこちらの記事もご覧ください。(外部サイト)
「彩華ラーメン」監修カップ麺 “旨辛醤油ラーメン” ニンニクの風味がクセになるスタミナ系の一杯