【ラグビーワールドカップ】ラグビーと石田三成の意外な共通点
ラグビーワールドカップ真っ最中ですね。
来週には日本VSアルゼンチンの試合が待っています。
そんな話題のラグビー。
大河ドラマに登場している石田三成と共通点があるのです。
One for All, All for One
一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
「1人はみんなのために、みんなは1人のために」
ラグビーの精神として知られています。
これと似たようなことを掲げた人物が今から約400年前にいたのです。それが、豊臣秀吉の右腕・安土桃山時代に活躍した武将、石田三成。
大一大万大吉
石田三成は関ヶ原の戦いの旗にこのような印を描いていました。読み方は「だいいち・だいまん・だいきち」です。
意味としては以下の通り。
一人が万民のため、万民が一人のために力を尽くせば、
万民が吉(幸せ)となり、太平の世になるだろう
要するに、「太平の世を築くために、1人がすべての人のために、すべての人が1人のために尽力しよう」と言っています。
相手の徳川家康は三つ葉葵という植物を掲げていたのに対して、この言葉を扱うところに石田三成の真面目さや賢さが感じられますね。
比べてみると、この言葉は先ほどの「One for All, All for One」と考え方がそっくりです。
400年以上続く想い
ラグビーも戦争も、全員が勝利のために力を合わせることが重要。
自分一人のためにはなかなか頑張れません。責任感と仲間への思いやりがあるからこそ厳しい戦いに立ち向かっていけるのです。安土桃山時代から日本人の心が動く瞬間はあまり変わっていないのかもしれませんね。
400年以上変わらない想いで来週のラグビーワールドカップを応援してみてはいかがでしょうか。