「メヤメヤ」を体験!音と光に癒されながら、暖かな空間でお酒も楽しめたよ【神戸市・メリケンパーク】
昨年に引き続き、今年もやってきました!幻想的なイルミネーション世界にどっぷりと浸れる「メヤメヤ」の登場です。メリケンパークは何かと面白い仕掛けを楽しめる場所なのですが、前回のメヤメヤから装いも新たに、2022年バージョンがお目見えしました。
広場や回廊では、癒されるような優しい音楽が絶え間なく流れています。昼間は白さが美しい海洋博物館の屋根も、薄いピンクやブルーの色が波打つように動いて柔らかに変化する姿が美しい。全体的に「揺らぎ」を感じるような空間です。
海洋博物館の屋根など各所の色が連動して変化する特別な演出として、30分に一度のタイミングでビューイングが5分間あります。それだけでなく、会場内は音と色でずっと彩られていて独特の世界を表現しています。
5分間のショーは、どちらかというとアップテンポの音と光の動きでメリハリがあります。原色のパキッとした組み合わせが、時折は虹色のようにも見えます。回廊の横ではスクリーンに自分たちの姿を写して遊んでいる人たちもいましたよ。
会場を歩いていると、「パーティーバイク」という面白いものを発見しました。オランダ発祥でヨーロッパ各地やハワイなどで普及している乗り物で、移動式のカウンターバーなのだとか。
ただ座って夜景を楽しむだけでなく、その場に居合わせた知らない人同士でペダルを漕ぎ、移動することでもっと楽しもうという「積極的参加型」のアトラクションです。
私も乗ってみたのですが、皆んなで力を合わせてペダルを漕いでみると一気に心の距離が縮まり、知らない人同士でも何だか仲間のようなノリになってくるのが面白い。些細な上り坂で大いに盛り上がりを見せるなど、一体感が生まれたのが楽しかったです。
さて、気になるのはこの寒さですよね。メヤメヤはすごく綺麗なんだけど去年も寒かったしな〜と思っていたのですが、今年は会場内に暖かな空間がありました!
「Pecha Kucha Zone(ぺちゃくちゃゾーン)」では、灘五郷の日本酒が熱燗で楽しめるほか、あったかい甘酒や粕汁、クラフトビールなどもあって大きなストーブで暖を取れます。私は甘酒を頂いたのですが、甘過ぎず生姜が効いていて美味しく体もポカポカになりました。
昔から有るものを使って、作り上げられたこの空間。天井にある手作りの大きな杉玉も含め、そこには沢山のメッセージが込められています。どんな物語があるのかを店員さんに聞きながらお酒を飲むと、心までほんわか暖まるよう。
「Pecha Kucha Zone(ぺちゃくちゃゾーン)」の横手に、光るゴミ箱があるのですが、近寄ってみるとこちらに話しかけてきました。ゴミ箱からひとつお願いをされるのですが、何を言うかは行ってみてからのお楽しみですよ。
ついには、気球まで登場してしまうというメヤメヤ会場。空に浮かんで神戸を見られるなんて滅多にない経験ですよね。期間限定のメヤメヤ、今こそぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
「メヤメヤ」2022
神戸のメリケンパークで「自然と太陽のめぐみを未来に繋ぐ光」をテーマにした光の祭典
メリケンパークの夜に瞬間(とき)めく「メヤメヤ」2022 (外部リンク)
日時: 2022年12月22日(木)〜12月31日(土)
17:00〜21:00頃
会場:メリケンパーク(神戸市中央区波止町)
入場料:無料(一部有料)
※イルミネーション、「灘五郷酒所」プロデュースのFOODエリア、神戸ウォーターフロントを気球に乗って空中散歩できる「The Balloon」など盛りだくさんのイベント
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↑ こちらは、2021年のメヤメヤの記事です