【姫路市】カキにハモに白子 「播磨灘の魚介×技術」のコラボで未知との遭遇
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/senhime/article/00265234/top_1671017223675.jpeg?exp=10800)
姫路城のすぐ南。「はりかい姫路城店」は、お城周辺の散策途中に、登城の行き帰りに、立ち寄る人が多い休息スポット。地元の海の幸や地酒が気軽に味わえます。
魚の質はお墨付き! 理由は播磨灘を中心とした活魚・鮮魚の卸売販売業「播磨海洋牧場」(姫路市白浜町)の直営店だから。そして、魚介類には驚きの秘密があるのです。
カキは一年を通して提供
一番に目に飛び込んでくるのは屋台のような、カキを焼くスペース。
![カキメニューは生・焼き・蒸し(各1皿2個・660円)と燻製(各1皿2個・770円)](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/senhime/article/00265234/internal_1656934471221.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
店ではカキを一年中、提供しています。独自の育成法で身が大きく食べごたえ十分、新鮮なのは言うまでもありません。千姫はいつもオーダーしています。
![家老屋敷風の外観。「にの屋敷」](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/senhime/article/00265234/internal_1656934531267.png?fill=1&fc=fff&fmt=jpeg&q=85&exp=10800)
家老屋敷でカキ三昧って、素敵でしょ。
でも今回はハモと白子をピックアップ。
技術にうなるハモと白子
ハモと白子は姫路市の「ものづくり開発奨励」を受賞し、兵庫県の特産品「五つ星ひょうご」にも選定されています。
まずはハモ。
![ハモの蒲焼き風(660円)](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/senhime/article/00265234/internal_1656934667711.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
特大ハモの蒲焼き風を食して衝撃を受けるのは、骨が感じられないこと。1kgを超えるハモは骨切りしても骨が残り、食材には不向きとされてきました。しかし同社が開発した軟骨化技術などで「骨ごと食べられるもの」に。きっかけは商品価値を高めて漁師に還元したい、骨のせいで魚が苦手になる子供に受け入れてもらいたい、との思いでした。ウナギとはまた違う淡白な白身を楽しみつつ、“柔らかい骨”に注目を。
次に白子。
![白子の燻製(550円)。食品添加物は不使用](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/senhime/article/00265234/internal_1656934745703.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
ボラの白子も同社にかかると上等な珍味に! 独特なにおいのイメージで敬遠されがちなボラですが、技術を駆使し、燻製にして白子の旨味を最大限に引き出した一品です。
もちもちした食感と良いあんばいの塩加減にお酒が進んじゃう。
![共にテイクアウト可(テイクアウト用の白子の燻製は1本・2500円)](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/senhime/article/00265234/internal_1656934796729.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
お酒はというと、姫路市をはじめ兵庫県の日本酒が充実しています。
![夏にぴったりな地酒がスタンバイ](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/senhime/article/00265234/internal_1656934874043.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
「播州一献 夏辛」と「奥播磨 深山霽月(みやませいげつ)」をグビグビ。
夏辛はキリッ、キリリッ、シャキーン(訳:辛口で切れ味抜群)。
深山霽月はホワ~ン、グルングルン(訳:飲みやすくて深みが口の中で回る)。
テラス席正面には大天守が
カウンターは4席、オープンテラスは4人掛けテーブル4卓が設置されています。店舗東側のテラス席からはお城が!
![店舗東側のテラスからの風景](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/senhime/article/00265234/internal_1656934971690.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![店舗北側のテラス](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/senhime/article/00265234/internal_1656935018483.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
千姫の指定席はカウンター。沈んだ気分のときは元気になれる、ハイテンションのときは落ち着かせてくれる、心をリセットできる場所なのです。この感覚、皆さんと共有できるかしら。
![カウンター](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/senhime/article/00265234/internal_1656935057902.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
はりかい姫路城店
住所:兵庫県姫路市本町68 にの屋敷
営業時間:11:00~17:00
定休日:不定休
※「ハモの蒲焼き風」と「白子の燻製」はネットショップでも販売