2試合連続の先頭打者ホームランは今シーズン2人目。3年前のトレードで入れ替わった両外野手が記録
8月25日、「1番・ライト」として出場したアレックス・バーデューゴ(ボストン・レッドソックス)は、1回裏の1打席目にホームランを打った。
2試合連続の先頭打者ホームランだ。前日の試合は、1回表の1打席目に打った。ちなみに、1番打者が1回表あるいは1回裏に記録したホームランには、先頭打者ホームランではないものもある。打席に立つのは、1イニングに1度とは限らない。
ESPNスタッツ&インフォによると、今シーズン、2試合続けて先頭打者ホームランを打ったのは、バーデューゴが2人目。もう一人は、ムーキー・ベッツ(ロサンゼルス・ドジャース)だという。
ベッツの2試合連続は、5月31日と6月2日だ。どちらの試合も、先頭打者ホームランの他にもホームランを打っている。
2020年2月、バーデューゴは、2人のマイナーリーガー(当時)とともに、ドジャースからレッドソックスへ移籍した。この時、レッドソックスからドジャースへ移ったのが、ベッツとデビッド・プライスだ。
バーデューゴが2試合連続となる先頭打者ホームランを打った試合には、ベッツも出場していた。「1番・二塁」としてスターティング・ラインナップに名を連ね、途中からライトへ移動した。
1回表の1打席目に、ベッツは一塁フライに終わった。だが、打席に入る前に、スタンディング・オベーションで迎えられ、ヘルメットを掲げてそれに応えた。ドジャースへ移籍後、ベッツがフェンウェイ・パークでプレーするのは、この試合が初めてだった。
なお、1996年の4月18日~21日に、ブレイディ・アンダーソンは、4試合続けて先頭打者ホームランを打っている。このストリークは、少なくとも1900年以降では最も長い。
レッドソックスとドジャースは、8月25日に続き、26日と27日も試合を行う。バーデューゴは、ベッツの目の前で、アンダーソンの記録に並ぶ可能性がある。
ちなみに、ロナルド・アクーニャJr.(アトランタ・ブレーブス)は、2018年8月13日のダブルヘッダーと翌日の試合に、先頭打者ホームランを記録した。その次の試合も1番打者として出場したが、初球をぶつけられ、アンダーソンに並ぶことなく、ストリークは途切れた。
【追記:8/27】
8月26日、バーデューゴは、先頭打者ホームランを記録した。3試合連続は、1900年以降、アンダーソン(4試合連続)とアクーニャJr.に続く3人目。ベッツは、1打席目に二塁打を打った。