ジャッジを追うヘンダーソンは23本目と24本目のホームラン。大谷は2位に2本差をつける22本目
6月21日、前日までに20本塁打以上を記録していた4人のうち、ガナー・ヘンダーソン(ボルティモア・オリオールズ)と大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)は、その本数を増やした。
ヘンダーソンは、シーズン23本目と24本目のホームランを連発。ア・リーグ・トップのアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)との差を、5本から3本に縮めた。大谷は、前チームメイトのマット・ムーア(ロサンゼルス・エンジェルス)から打ってシーズン22本塁打とし、ナ・リーグ2位のマーセル・オズーナ(アトランタ・ブレーブス)に2本差をつけた。ジャッジとオズーナは、ヤンキー・スタジアムで行われた試合に出場し、2人とも、4打数0安打に終わった。
大谷がかつてのチームメイトから打ったホームランは、見落としがなければ、これが5本目だ。それまでの4本については、こちらで書いた。
◆「大谷翔平はかつてのチームメイトからホームランを打っているのか。ここから2試合はエンジェルスが相手」
また、ドジャースは、6月21日がシーズン78試合目だった。過去3シーズン、エンジェルスが78試合を終えた時点における大谷のホームランは、2021年が26本、2022年が17本、2023年は25本だ。
6月21日を終え、シーズン12本塁打以上の選手は、以下のとおり。
オリオールズでは、ヘンダーソンに続き、アンソニー・サンタンダー(オリオールズ)が20本塁打に到達。彼らは、今シーズン最初の「20本塁打デュオ」となった。サンタンダーは、今月に入ってから11本塁打。6月1日~9日に9試合で5本のホームランを打ち、10日~13日の4試合で0本を挟み、14日~21日に7試合で6本塁打だ。
なお、ロイス・ルイス(ミネソタ・ツインズ)は、6月21日のホームラン――19日から3試合連続――がシーズン10本目なので、ア・リーグのトップ30にもランクインしていないが、出場16試合中10試合でホームランを打っている。ルイスについては、前日にこちらで書いた。