やること1つ!雪の下多肉植物を助ける時やっていいこと悪いこと
こんにちわ♪taniku-dayのchikaです。
雪国の多肉愛好家さん≪通称タニラー≫は、雪に対して万全の対策ができていると思いますが、雪に慣れていない関東平野部のタニラーは昨日の雪で大混乱です。
きっと雪の下に埋もれた多肉達もいるはずです。
でも気を付けて下さい!やってイイ事、ダメな事があります。一度この記事を読んで落ち着いて行動してくださいね。
雪が積もった多肉植物にやってはダメなこと
さっそくですがやってはダメな事を先にお伝えします。
- 暖房のきいた室内で温める
- 温かいお湯で解かす
- 直射日光のあたる場所へ移動する
この3つは気を付けてほしいし、やってほしくない事です。
というのも、多肉植物は葉に貯水する性質があります。葉の水分量が多いということですね。雪が積もるほどの気温まで下がると葉の水分も凍ってしまいます。
そして、凍った葉が解ける時細胞組織が破壊され、直、枯れてしまいます。
冷凍したお肉の解凍と同じで、お湯につけたり急速に解凍するとドリップがでてきますよね、冷蔵庫で自然解凍すれば、鮮度は一定のままです。
雪が積もった多肉植物にやる事は1つ
自然に解凍することです。
降り積もった雪を優しく取り払い、そのままにしておきます。
土に乗った雪もできる限りとります。溶けた雪が浸透し土が常に湿ったままに。湿度の高い土を嫌う性質があるため、調子を崩す原因となってしまいます。根や茎が痛んだり、病気に弱くなったりします。
無事に雪の被害から守った!と思っても、数日後急に枯れてしまう事も。
自然解凍後、一部の葉が枯れる事もありますが茎を触ってブヨブヨしていなければ一安心です。
ただ、もともと調子を崩している苗や寒さに弱い品種は自然解凍しても枯れてしまう事はあります。自然の摂理ですね。残念ですけどね。いくつもの冬を乗り越えて少しずつ、環境と育て方のバランスを整えることでダメになる数も減ってきますよ。
慌てず試してみて下さいね。