【多肉植物】買った多肉植物の土がベチョベチョ!枯れるリスク激減させる1週間スパルタ対処法
こんにちわ♪taniku-dayのchikaです。
多肉植物をみかけるとついついお迎えしたくなるこの季節。様々なお店で多肉植物が売られています。
ルンルンでお家に持ち帰りいざ植え替えようと鉢から苗を取り出してビックリ!土がベチョベチョ。この土のまま植え替えるのはトラブルのもと。ひと手間加えて夏を乗り切る苗にチェンジしてあげましょう。
今日は、買ってきた多肉植物の土がベチョベチョだった時の対処法をご紹介します。
多肉植物の土がベチョベチョ!どうして?何がいけないの?
お店でどのように管理されていて、どのくらいの期間土が濡れた状態が続いているのか?がポイントになります。
まず、販売される前のお話しを。
多肉生産者の大半はビニールハウスで管理しています。高温になりやすく乾燥しやすい環境下の土は、水やりの頻度を下げるため保水性の高い土で育てられている事がほとんどです。
ビニールハウスにいる間は問題ないのです。
ところ変わって、お店はどうでしょうか?室内で風通しが悪く日差しもない状態で、お花と同じ感覚で水やりしつづけたら、土はずっと濡れた状態ですよね。
多肉植物は多湿が苦手。濡れたままの土で育てると根腐れし茎・葉へ菌が繁殖しやがて枯れたり、日照が足りず水を吸い続けて徒長したり、土が濡れているのは、悪循環です。
せっかくお迎えした苗が枯れてしまったらとても悲しいですよね。
ですので、ベチョベチョの土の苗を持ち帰ったら、これからお話しすることがぜひ実践してみてくださいね。
土がベチョベチョの苗これやってみて
鉢から苗を抜きましょう!
無理に土を落とす必要はありません。鉢からとりだした土が直接空気に触れる事で、数倍乾きが早くなります。
土を観察してみてください。粒子が大きかったり、触ってサラサラしているでしょうか?恐らく、粘土質の土・こげ茶色に近い土の割合が多いんじゃないでしょうか?
保水性の高い土で育っている証拠です。お家の環境で育てるには難しいので、新し土に植え変えましょう。
トレーなどに入れ風通しの良い明るい日陰で管理します。
慌てないで大丈夫
多肉植物は土に植わってなくても数週間~数か月は持ちます。
慌てて新しい土に植え変える前に、根をしっかり乾かしてあげます。
この方法は水やり後に土をしっかり乾かして完全に乾燥したら水やりをする。多肉植物基本の水やりのルーティンと似ています。
土が湿った状態が長く続くと、根腐れを起こす可能性が高くなります。カラカラに乾いた土により、枯渇した根が吸い上げた水分は葉の隅々まで行きわたり細胞を活性化させ成長を促します。
根が少々枯れる事もありますが、新陳代謝!すぐに白くて若々しい根が育つので大丈夫です。植え直しの際に手で触ってポロポロと落ちる根は役目を終えた古根。
優しく触ってとり除き、新根が育つスペースを作っておきましょう。
土が完全に乾いたら植え直し
鉢から取り出し1週間程で土が乾くと思います。ベトベトした土が手につかないようなら植え直しの準備はオッケー!
多肉植物用培養土やお家の環境に合わせた配合土に植え替え、たっぷりお水をあげましょう。
根と土の隙間を埋め効率的に吸水できるのと、微粉をとり除く事ができます。
今回の様な植え直し以外の、植え替えの際もたっぷりお水をあげるといいですよ。
さいごに
お店に多肉植物が充実しているシーズンです。ちょっとしたコツを知っておけば、お家で枯らしちゃうリスクをググっと減らせますよ。
ステキな多肉ライフをお過ごしください。