【多肉植物】タニラー歴8年!春のタイミングで絶対入れて欲しい多肉植物に必要なモノをご紹介
こんにちわ♪taniku-dayのchikaです。
春の植え替えシーズン真っただ中!
前回の経験と反省を踏まえ土の配合を試行錯誤しているところですが、みなさんはどうですか?
今日は、私の経験値をもとに春の植え替えに入れて欲しいモノを1つご紹介します。
多肉植物用の配合土の話し
多肉植物ブームから早数年、メーカー他社から様々な配合の多肉植物用土が発売されています。
メーカー販売の多肉植物用配合土には肥料が含まれており、苗の生育を助ける働きとともに、冬の紅葉を邪魔する働きもありました。
4年ほど前は、「多肉植物は無肥料がいい」って動きが目立っていましたが、最近は、「多肉植物も肥料を使う」動きが主流になってきました。
メーカー多肉用配合土はだめ→土は無肥料で自分で配合する→メーカーの多肉用配合土でも大丈夫
とこの5年くらいの間で、変化してきました。どっちがいい悪いではなく、やっぱり自宅の環境と育てたい苗に合わせた配合土が正解なんだと思います。
この話を踏まえて、春の植え替えに入れて欲しいモノを1つご紹介します。
春の植え替えでいれてほしいモノ
それは肥料です。春の植え替えに入れて欲しい理由が2つあります。
夏を乗り切る体力をつけさせたい
1つめは、夏がくる前に根張りをよくしておきたいからです。
夏の暑さでダメになる苗の共通点は根が張っていない・未熟な苗です。
根張りが悪いと必要な水分を吸い上げられず光合成が未完成で、軟弱な苗のまま夏を迎えてしまいます。
人間もそうですが、温度湿度や様々な変化で体調を崩してしまいますよね。植物も同じです。
根の張りをよくするカリウムが含まれる肥料を使う事で、夏を迎える前に暑さに耐えられる丈夫な根を育てる事ができるんです。
肥料がきれる時期からの逆算
2つめは、紅葉の時期と関係します。
多肉植物の醍醐味と言えば何といっても紅葉じゃないでしょうか?多肉植物にストレスをかけることで鮮やかに紅葉します。
葉の色を濃くする窒素が関係しているのですが窒素成分が残っていると、くすみがかった紅葉になります。
紅葉する季節には完全に葉から窒素を抜いておきたいんですね。
配合された肥料成分が土から抜けるまでに約3か月、苗から抜けるまで約3か月かかると言われています。
4月、5月に植え替えを終わらせるとちょうど、冬の紅葉に間に合うわけです。
春は肥料のベストシーズン
肥料成分で健康に夏を迎えた苗は、
- 焦げにくい
- 蒸れにくい
- 病害虫に強い
傾向にあります。すなわち形を崩さず秋を迎え、冬の紅葉に突入できるわけです。
鹿沼土・赤玉土・バーミキュライト・燻炭・日向土
基本の土にお花の培養土を2割ほど混ぜるのがおすすめです。お花の培養土は保水性が高く、割合が高いと蒸れやすい土になってしまいます。
メーカーの多肉用配合土は肥料成分が入っているので、簡単にそっちを使うのも手軽でいいですよね。
さいごに
多肉植物を葉挿しで増やしたい時は、葉をとる前に肥料で栄養を与えると葉挿しの成功率があがると言われています。
ぜひ挑戦してみて下さい。