【使用歴3年キャンパーが教える!】人気キャンプギア「マルチグリドル」の購入前に知っておきたい注意点
「がんばらないキャンプ」がモットーのママキャンパーkoedaです♪
”マルチグリドル”という調理器具を知っていますか?簡単に映えるキャンプ料理が作れることで人気の薄型の鉄板です。
2年ぐらい前から人気が出て、今ではすっかり定番のキャンプ調理ギアとなっています。
なぜマルチグリドルが人気なのかというと、
- 肉を焼いてもこびりつかずにスルスル!
- スキレットのような面倒なシーズニングの必要なし!
- 薄くて軽いから持ち運びしやすい!
- 深さがあるから1Lの水が入り、茹で調理も可能!
など、キャンプ調理にメリットばかりだからなんですね~。
ですがいいことばかりではない、ということも頭に入れておかなければなりません。
マルチグリドルを使用して3年になる筆者が「実際に使って分かった注意点」をお知らせしたいと思います。ぜひ参考に~。
①カセットコンロでの使用は要注意
まずはコレ。
カセットコンロのガス缶は温度が上がると爆発する恐れがあります。
一般的なマルチグリドルの直径は33cmで、カセットコンロのガス缶収納部分に被さってしまい、ガス缶が温められてしまう可能性が高いです。
長時間の高温での調理は要注意ですね。
②フチがないから炒め物はこぼれやすい
マルチグリドルにはフチの立ち上がりがありません。
そのためチャーハンや野菜炒めのような炒め調理をすると盛大にこぼれ落ちてしまいます。
そっとかき混ぜるしかないですね。
③茹で調理は可能だけど厳しい
マルチグリドルの謳い文句の1つに、「焼く、煮る、茹でる、揚げる、1台4役に使える!」というのがあります。
確かに、くぼんでいるので水が1L入るのは事実です。でも上でも書いたようにフチに立ち上がりが無いので、たくさん液体を入れるとちょっとした振動でこぼれてしまいます。
キャンプ場の地面は水平でないことが多いので、その点でもこぼれやすくなります。
茹で調理は出来ないことはないけれど、普通の鍋での調理と同じと考えない方がいいです。
④別売りのハンドルカバーを付けないと使いにくい
普通のフライパンなら素手で持っても熱くない取っ手がついています。フライパンで調理中はずっと取っ手を持っていますよね。
マルチグリドルにはフライパンに付いているような取っ手がありません。替わりに両端に持ち手(ハンドル)が付いています。ところがこれがカバーなどなく鉄板が剝き出しなので、素手だと熱くて持てません。
調理中に素手でハンドルを持てないので、グラつくのを押さえたり、ちょっと位置を変えたりができないのがとても不便です。
購入した時の付属品としてシリコン製のミトンが付いていますが、薄くてかなり熱が伝わってくるのと、固定出来ないから付け外しが面倒なのとで、ほとんど使い物になりませんでした。
その後、別メーカーから販売されているマルチグリドル専用の木製のハンドルカバーを付けたところ、この問題が解決しました。
むしろ「最初から木製カバー付きで販売してくれよ!」レベルです。
以上、「【使用歴3年キャンパーが教える!】人気キャンプギア「マルチグリドル」の購入前に知っておきたい注意点」をお届けしました。
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