夫、子ども、両親…、身近な人にイライラ!「人間関係の怒りをやわらげる3つの習慣」とは⁈
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こんにちは、読書家・はるママです。
あなたは、夫、子ども、両親など、身近な人のちょっとした言葉にカチンときたり、イライラしたりしていませんか?今回は、人間関係の怒りをやわらげる習慣を3つ、ご紹介します。ぜひ最後までチェックしてくださいね。
1.人の怒りをもらわない
人間関係の怒りをやわらげる習慣の一つ目は、人の怒りをもらわないことです。
家族や親友など、親しい関係の人から怒りをぶつけられたとき、売り言葉に買い言葉を返すようなケンカになってしまうことってありますよね。人は、誰かの怒りをもらって動揺し、振り回されてしまうことがあります。
コミュニケーションが上手な人は、相手の怒りにも自分の怒りにも、振り回されません。怒りをぶつけられたら、まず冷静に受け止めます。そして、相手の言い分をよく聞いて、頭の中で事実と思い込みを分類するのです。
事実には耳を傾け、思い込みに対しては「これは相手の思い込みだな」と心の中でつぶやいて、聞き流します。
このことが習慣にできると、自然と相手の話をよく聞けるようになります。事実と思い込みを分類する作業に集中することで、感情的になってひどい言葉を発することも防げるでしょう。
親しいからこそ「このくらい言っても平気だろう」と思ってしまいがちですが、本当は親しいからこそ「そんな大切な人を怒りにまかせて傷つけたくない」と考えるのが自然だと思うのです。
2.リクエストとして伝える
人間関係の怒りをやわらげる習慣の二つ目は、リクエストとして伝えることです。
相手に怒りがわいたときに、「もう、いい加減にして!」と怒鳴ってみても、お互い嫌な気持ちになるだけで、相手の行動は改善しないでしょう。
相手に不満を感じたときは、自分は何が嫌で、どんな気持ちになったのか、相手にどうしてほしいのか、言葉で伝えることが大切です。自分の気持ちを整理することにもなりますし、これができたら言う側もスッキリして、言われる側も、怒った側の気持ちを理解しやすくなるでしょう。
「怒っちゃいけない、私が我慢すればいい」と、怒りをため込む人もいますよね。怒りは、自分がしてほしいと思っていることや、するべきだと信じていることが守られず、その通りにならなかったときに出てくる感情。ため込み過ぎると、爆発してしまうかもしれません。
怒ることを悪いことだと決めつけるのをやめて、「相手へのリクエスト」と、とらえてみてはいかがでしょうか?言いたいことをリクエストとして伝える習慣がついたら、日常生活で感じるイライラが、やわらいでくることでしょう。
3.裏側の感情に目を向ける
人間関係の怒りをやわらげる習慣の三つ目は、裏側の感情に目を向けることです。
「あんたなんか最低!」「大嫌い」「もう顔も見たくない」…ケンカ中に、よく聞くセリフです。相手が感情的になって、ひどい言葉をぶつけてきたとき、その心の奥には、言葉とは違う思いが隠れています。
怒りの裏側に潜んでいるのは、「不安」「焦り」「心配」「悲しさ」「寂しさ」「困惑」といった感情。このような感情が満たされなかったために、怒りとなって表に出てくることがある、ということです。
仕事で帰りが遅くなって、「どうしてこんな時間になるまで連絡もしてくれないの?」と激怒しているお嫁さんが本当に怒っているのは、「私を不安にさせたこと、何かあったのかと心配で心配でどうしようもなかったこと」なのかもしれません。「急な会議で連絡できなかったんだよ、悪かった」で済ませようとする前に、「心配してくれたんだね。不安にさせてごめんね」と相手の気持ちに共感するプロセスを。
自分の怒りがおさまらないときにも、裏側の感情に目を向けてみましょう。本当の原因に気がつくことで、イライラがやわらぐこともありますよ。
まとめ
人間関係の怒りをやわらげる習慣は、「人の怒りをもらわない」「リクエストとして伝える」「裏側の感情に目を向ける」の3つでした。
私はこのことを、戸田久実さんの著書「怒らない100の習慣」を読んで学びました。今回ご紹介した他にも、怒りを上手に扱うヒントが満載です。もっと詳しく知りたい方は、是非お手に取ってご覧ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございます
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【参考文献】
「怒らない100の習慣」
戸田久実・著 WAVE出版
この本に出会えたこと、感謝しています