「意識せず自分の全力を尽くしていい内容にできれば」竜王挑戦まであと1勝の藤井聡太二冠(19)コメント
藤井聡太二冠「中盤からこちらの飛車角が使えるかどうかがポイントになるような展開になって。その中でこちらの駒を押さえ込まれてしまったような場面もあったかと思いますけど、最終的にはなんとか穴熊の遠さが活きる展開になったのかなと思います。(59手目)▲4四歩があるなら△7二飛車に代えて△2四角とか別の手を考えるべきだったかなというふうに思ってました。(148手目)△7八飛車から△4七歩と攻めていって、攻めがつながりそうな形になってきたかな、と思いました。あまり経験のない将棋で、手探りのところが多くなってしまったのかなと思います。(練習将棋のパートナーである永瀬王座には)普段から教えていただいているので、こういう大きな舞台で対戦できるのは楽しみでしたし、次局もこちらが全力を尽くせればというふうに思ってます。(三間飛車は予想外だった?)あ、そうですね、はい。(竜王挑戦まであと1勝となったが)そのことは意識せずに、自分の全力を尽くしていい内容にできればというふうに思っています」