あと3年早く知りたかった「一番かんたんな発酵あんこ」で腸活ダイエットしています!
仕事や家事で疲れた時や、ストレスが溜まっている時、甘いものが欲しくなるのは筆者だけではないはず...。ダイエット中にも、無性に甘いものが食べたくなることはないでしょうか...?
そんな時におすすめなのが、「発酵あんこ」なのです。別の言い方だと、発酵小豆とも呼ばれていますが、想像を超える効果が期待できます。今回は、発酵あんこを一番かんたんに作る方法や、その効果についてお伝えします。ぜひ試してみてくださいね!
発酵あんこが腸活ダイエットに良い3つの効果
そもそも発酵あんこってなんぞや…?!と思われたかもしれませんが、名前の通り「あんこを発酵させたもの」です。あんこを発酵させることによって、甘みと旨みが増すため、砂糖がいらない&健康効果が増えます!(発酵のチカラ、すごい!)
また、小豆そのものが昔から健康食材として知られていたので、いろいろな研究がされています。例えば、発酵あんこを食べることで以下3つの効果が期待できますよ。
- 体脂肪の蓄積を抑制するダイエット効果(※1)
- 腸内の良い細菌を増やして便通も改善(※2)
- 骨を丈夫にする(※3)
甘いもの食べながら、体脂肪の増加を防ぐこともできたら嬉しいと思いませんか…?!発酵あんこなら、(もしかしたら)その夢を叶えられるかもしれません。
実際に、2021年に中国で行われた研究では、小豆を摂取することで「体脂肪の蓄積を抑制する」「血中の悪玉コレステロールを減らす」などの効果があると分かりました。(もちろん食べ過ぎには注意です...!)
発酵あんこは、「小豆×発酵(麹)」のダブルの作用で、甘いのに健康的な料理なのです。続いては、そんな発酵あんこの簡単な作り方をご紹介しますね!
腸活ダイエット効果あり!発酵あんこの材料
<乾燥小豆を使用する場合は>
小豆…150g (又は小豆の水煮でもOKです。その場合は下の材料です)
生の米麹…150g (乾燥でもOKです)
水…800ml〜1L
塩…少し
<既に下処理がされた、小豆の水煮を使用する場合は>
小豆の水煮...200g
生の米麹...100g
水...100ml
塩…少し
発酵あんこの作り方
(下準備)
小豆をアク抜きして茹でておく。ここで水800ml〜1Lを使用し、45〜50分茹でる。なお、水煮の小豆を使用する場合はこの工程を省略できます。
①茹でてあら熱をとった小豆と米麹を混ぜる。(水分が足りない時は水を少し入れてなめらかにする。乾燥するので、水分は少し多めくらいでもOKです。
②炊飯器の内釜に①を入れて、上に濡れふきんなどを乗せたら、保温モードにして7〜8時間待つ。(蓋は開けたままです。)
又は魔法瓶に入れてもOK 。ただし、温度計で60度になっているかを測定してくださいね。ヨーグルトメーカーでも作れます。
③お好みで塩をかけて、混ぜたら完成です!ブレンダーで潰せば、こしあんにもできますよ。
作りたては強い甘さはないですが、冷蔵庫に数日入れておくと発酵が進み甘みが増します。
発酵あんこの効果的な食べ方
発酵あんこの効果を最大限に活かすには、次の2つを意識してみましょう。
1.なるべく朝食に食べる
発酵あんこには、食物繊維が豊富に含まれています。朝に食物繊維をしっかり摂取すると、お昼や夜ごはんを食べた時の血糖値の急上昇を抑えてくれるのです。この作用は、セカンドミール効果と呼ばれていますよ。
2.1日50g程度を目安に食べる
量に関しては、1日50g程度を目安に食べてみましょう。いろいろな効果が期待できる発酵あんこですが、もちろん食べ過ぎは禁物です。筆者は、ヨーグルトに入れたり、蒸しパンを作る時の砂糖の代わりとしても入れたりしています。
発酵あんこなら、甘いものを食べながら腸活できる!
今回は、甘いのに腸活&ダイエット効果がある、発酵あんこの一番かんたんな作り方をご紹介しました。ココアに入れるのもおすすめなので、ぜひ適度に取り入れてみてください。
「名前は知ってたけど、まだ試したことはない!」そんな場合も、一度試してみてくださいね!
(※2)Atsushi Kurahashi「Intake of Koji Amazake Improves Defecation Frequency in Healthy Adults」(2021)