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白黒はっきりつけたがる子の5つの特徴【現役教師が解説!】

ナナホシ教育/子育て/学校

「でも、これは絶対間違ってるよ!」と、給食の配膳の順番で譲らないMくん。グレーゾーンが苦手で、いつも正しい答えを探そうとします。でも、その姿勢の裏側には「公平であってほしい」という強い正義感が隠れているんです。

白黒はっきりつけたがる子どもたち。時に周りと衝突することもありますが、その真摯な思いには心打たれるものがあります。今日は、そんな子どもたちの特徴を解説します。

白黒はっきりつけたがる子の5つの特徴

1. 正しさへのこだわりが強い

「でも、先生が前にそう言ったじゃん」と、ルールを守りたいなど、正しさへのこだわりが強い子もいます。その気持ちは、クラスのルール作りで活きています。

2. あいまいなことが苦手

「これって、良いの?悪いの?」と、すぐに判断を求めるなど、あいまいなことが苦手なところも特徴です。その真剣さは、物事を深く考えるきっかけになります。

3. 議論を好む

「でもね、こう考えたらどうかな」と、とことん話し合いたい子もいます。その姿勢が、クラスの話し合いを深めることにつながります。

4. 公平さを重視する

「みんな同じじゃないとダメ」などと、公平さを重視する傾向があります。その気持ちは、クラスの思いやりの心につながります。

5. 感情が素直に表れる

納得できないと、すぐに表情に出てしまうなど、感情が素直に表れる子もいます。でも、その正直さが信頼関係を育みます。

まとめ

白黒はっきりつけたがる子どもたちについて解説しました。時には融通が利かないように見えることもありますが、その姿勢は「正義感」「誠実さ」という大切な資質の表れなのかもしれません。

ちょこっとアドバイス

まずは、その気持ちを否定せず「そう考えたんだね」と受け止めましょう。時には「違う考え方もあるかもね」と、別の視点を優しく示してみるのもいいですよ。「正しい」「間違い」だけでなく、「その人なりの理由」があることを伝えてみましょう。柔軟な考え方ができたときは、「いろんな意見が聞けたね」としっかり認めましょう。

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