【京都府長岡京市】市と「世界のムラタ」がタッグ 太陽光と蓄電池など再生エネルギー導入で協定締結!
京都府長岡京市と株式会社村田製作所が、「長岡京市における地域社会の発展や持続可能なまちづくりを推進するため、新たな魅力の創出に関する事項について」、2022年5月19日、包括連携に関する協定を締結しました。
今後、JR長岡京駅東口駅前広場の再整備での、太陽光パネルと蓄電池による駅前広場照明を始め、市内のゼロカーボン化などを共同で進めていくこととなりました。市役所 「友好の間」で開催された締結式では、中小路健吾長岡京市長と株式会社村田製作所の中島規巨代表取締役社長が揃って調印書にサインを交わしました。
中小路市長は、「市制50周年の節目を迎え、次の50年を考えた時に、環境への配慮をした都市づくりは欠かせない。今回の村田製作所との協定は大変心強い大きな一歩です」と話し、中島社長は、「地元に本社を持つ企業として、ゼロカーボン宣言をされている長岡京市と知識や技術を共有できることを嬉しく思う。市民のみなさんとの対話を通じて、地域に誇れる企業として社会貢献したい」と抱負を語りました。
村田製作所側から映像による事業概要のプレゼンがありました。まず現在、長岡京市が整備を進めているJR長岡京駅東口駅前広場で「ゼロカーボン化」が進められ、村田製作所の寄付による太陽光パネルと畜電池を組合わせて、東口駅前広場の照明電力等を賄い、停電や災害時の非常用電源としても利用できます。年間発電量は約60,000KWh、CO₂削減量は年間約26tになると言います。
また、2年かけて、賑わい広場、くつろぎ広場などの整備が進められ、屋根のあるフリーWi-Fiベンチの設置や3本のスマートポールを設置。村田製作所の技術により人感センサー等を用いて消費電力の削減を行い、デジタルサイネージによって、地域に役立つ情報や商業情報、市のPR、交通情報、気候情報等の表示を行うことで、「センサー・通信で一歩進んだ街づくり」を目指すとしています。
長岡京市では令和4年4月1日に「2050年ゼロカーボンシティ宣言」を行っており、世代を超えた市民と企業や諸団体、行政等との協働により目指すこととしています。
株式会社村田製作所は、京都府長岡京市に本社を置く電子部品メーカーで、電子部品を主力とする企業では「世界のムラタ」といわれるトップクラスの企業です。ファンクショナルセラミックスをベースとした電子デバイスの研究開発・生産・販売。積層セラミックコンデンサ、表面波フィルタ、セラミック発振子、圧電センサ、近距離無線通信モジュール、リチウムイオン二次電池など数々の高い技術を有しています
長岡京市 建設交通部 道路・河川課 075-955-9529 株式会社 村田製作所 広報部 075-955-6786