北関東へ初詣 放し飼いのかわいい猫にラーメンも、超穴場の「絶景神社」とは?
旅行歴500泊、関東圏の穴場ずらし旅の愛好家、とらべるじゃーな!です。
各地で初詣の混雑が伝えられています。そこで今回は、穴場ながら、ご利益はもちろん、猫、ラーメン、絶景、城跡まで楽しめる北関東の神社をご紹介します。
穴場だけに交通は一工夫
今回訪ねる唐澤山神社は、穴場だけあって、東武線田沼駅から徒歩1時間かかります。
佐野駅、足利市駅、館林駅周辺でカーシェア(タイムズカー公式サイト)の利用がおすすめ。
佐野駅は予約が取りづらいですが、足利市駅、館林駅周辺は、ビジネスユースが多く、年始や土日祝日は穴場です。
両駅から唐澤山神社まで、車で30分前後です。
唐澤山神社に到着
唐澤山神社に到着です。
駐車場は大きく、停めやすい形状。レストハウスがあり、食事(カレーライス、山菜そば、とんかつなど)をとることもできます。
神社は、唐沢山城跡をそのまま利用のため、城内から弓矢などで敵を狙いやすいクランク(ジグザグ)型の入口。
参道には空堀を渡る橋。戦国時代には、跳ね上げることができ、敵を足止めする難所でした。
唐沢山城は、難攻不落の城として、戦国時代にその名をとどろかせたのです。
山頂近くの絶景ポイント!
かつては遠く江戸城まで見通せました。1日中絶景が楽しめますが、午後はやや逆光となり、写真が撮りやすいのは午前中と夕方です。
夕方も景色が開けますが、さらに待つと夕日の景色も。遠くに富士山も見えています。
夜景も望める場所です(駐車場の終了時刻にご注意ください)。
絶景だけでなく、猫が迎える!
唐澤山神社は、複数の猫が放し飼いされているのも魅力の1つ。
軒下に隠れていることも多いですが、レストハウスで餌を購入することもできます。
神社の本殿は唐沢山城の本丸跡に
神社の本殿は、唐沢山城の本丸跡に設けられています。
両側の巨石は、恐らくお城時代の鏡石で、敵に城主の権力や財力を示すもの。クランクや空堀を生き延びた敵も、「もしかしたらものすごく強いのでは?」と一瞬ひるむ場所です。
ご利益は勝運が中心ですが、健康長寿や交通安全などのお守りもそろっています。
元旦の午後でも、本堂の行列はほぼゼロ。平安時代築城の唐沢山城に由緒があり、絶景、猫など観光も楽しめる割には、圧倒的にすいている穴場の神社です。
唐澤山神社は、ブラタモリ佐野編でも取り上げられました。
【ブラタモリ栃木・佐野 全ロケ地】タモリさんが佐野のほしいモノを探る#241(とらべるじゃーな!)
付記1 佐野ラーメンも
帰路、車で足利駅や佐野田沼IC(北関東自動車道)へ向かうなら、佐野ラーメンの押山がおすすめ。
麺は、手打ちで柔らかめの仕上がり。スープはやや甘口。バラ肉のチャーシューは、脂が良質で絶品。餃子は、肉が多く皮がもっちり分厚くこちらもおすすめ。
平日、土曜は中休みがあります。人気店ですので、朝の開店の11時か、夜の部開店の17時がおすすめ。日曜は通し営業。水曜定休。
付記2 交通規制の情報
初詣期間(1月3日まで)は、唐澤山神社へのルートは一方通行となっています。
例えば、足利市駅方面からクルマで訪ねる場合、ピンクの進入路です。運転初心者の方はグリーンの進入路おすすめ。
交通規制情報は、佐野市公式サイトが掲載し、神社公式には見当たらないためご注意ください。
昨年の元旦の午後は、1時間強の駐車場待ちとなりましたが、山上からの景色を考えれば、気にならない待ち時間です。午前中の方が混まない可能性があります。
【ブラタモリ栃木・佐野 全ロケ地】タモリさんが佐野のほしいモノを探る#241(とらべるじゃーな!)