アド街・二子玉川 落選でも行きたい!廃線跡で人気スイーツ、超レアな「大東急マーク」境界票が3つも
旅行歴500泊、関東圏の穴場ずらし旅の愛好家、とらべるじゃーな!です。
1月4日放送のテレビ東京系「出没!アド街ック天国」で二子玉川が紹介されました。
川の跡を利用した散歩道が紹介されましたが、地元で愛される廃線跡の散歩道は、残念ながら落選。ぜひ訪ねてみたい、穴場のルートです。
廃線跡の散歩道
二子玉川駅西口を出て右(北方向)へ徒歩5分。無印良品やGAPの入ったビルの向かいの銀行(世田谷信用金庫)脇の細い道が廃線跡。
アド街では、かつて渋谷から二子玉川園を結んだ路面電車が紹介されましたが、その支線として、二子玉川園から砧本村(きぬたほんむら)を結んだ路線の跡となります。
快適な散歩道を約3分歩くと歩道が広がった場所。駅の跡でしょうか?
周辺を探してみると、歩道に路面電車と駅のイラスト。さらに「砧線中耕地(なかこうち)駅跡」の石碑も見つかります。
すぐそばでは、タイ料理の店(ヴィヴィットアジア)が鶏を丸焼きにしており、そちらも通行人の目を引いています。
途中、左手に生スイートポテトOIMOの店舗があります。焼き切らない生の食感のスイートポテトをパイ生地に乗せた珍しいお菓子で、食べ歩きもおすすめです。
お店の前に、路面電車の絵が描かれたマンホールがあります。砧線(きぬたせん)が、愛されていたことがよく分かります。
さらに歩くと、廃線跡の遊歩道が大きくカーブ。路面電車がギシギシと音を立てていた(と思われる)場所です。
無印良品やGAP、銀行のあった場所から徒歩9分です。
すぐ先、橋を渡る手前の吉沢橋交差点が、2駅目にあたる吉沢駅跡。
交差点の周囲には、3つの境界票があります。刻印されたマークは、現在ではめったに見られない超レアな大東急マーク(線路に羽)。
通称・大東急は、昭和初期に合併を進め、現在の京王、小田急、京急などの路線を全て支配下に置いていました。
ぜひ、非常に貴重な、ほかの2つの大東急マークの境界票も探してみてください。3つ目(当記事に写真未掲載、2つ見つけたら、道路を挟んで向かい側)は特に難しいです。
廃線跡が川を渡る風景も見どころ。ここにも路面電車のレリーフがあります。
廃線跡から谷川緑道へ
大東急境界票と、その先の川を渡る橋を見た後、バス通りを引き返し、アド街でも紹介された谷川緑道へ。
鉄道ファンや健脚の方など、終点まで行ってみたい方は、青い矢印の方向へさらに進み砧本村駅跡を目指します(さらに徒歩15分。無印良品やGAP、銀行のあった場所から通算徒歩25分)。
砧本村駅跡は広くなっており、行けばピンと来るはず。ぜひ探してみてください(帰路は、疲れたら二子玉川行きのバス路線があります)。
谷川緑道へ向かう途中、カラフルなミキサー車も見どころ。昼間は出払っているかも知れません。
アド街で紹介された谷川緑道はぜひ歩いてみたい道。川の流れの痕跡が感じられます。
緑道沿いにある、アド街でアジフライがおいしいと紹介されたカフェ&アート土筆(つくし)もおすすめです。
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