Yahoo!ニュース

【簡単】チキンビリヤニのレシピ

スパイスのともさんスパイス料理研究家

こんにちは!

スパイスのともさんです。

ビリヤニは好きですか?

僕は大好きです。

パラパラのお米の食感と、ガツーン!とくるスパイス感が、すごく癖になります。

でも、なんだか作るのが難しそうですよね。

僕もそのように感じていたのですが、実際作ってみると、そんなにも難しいものではありませんでした。

鍋の周りに小麦粉をこねたもので土手を作るような本格的なもの↓こういうのは大変だと思います。

家でもできなくはないが、やりたくない
家でもできなくはないが、やりたくない

でも、簡易版なら厚底鍋か土鍋さえあれば、大した手間もなく作れますよ。底が薄い鍋は焦げ付くので避けて下さいね。

あと米は、必ずバスマティライスを使ってください。日本米は水分が多く、ビリヤニにはむきません。

それでは、作ってみましょう!

簡単チキンビリヤニのレシピ【材料 4皿分】

〈炊飯用〉

・バスマティライス…200g

・塩…小さじ1

・水…600ml

・ローリエ…1枚

・シナモン…ホール1

・クローブ…ホール3

・カルダモン…ホール4

〈鶏肉マリネ用〉

・鶏モモ肉…1枚

・塩…小さじ1/2

・プレーンヨーグルト…大さじ2

・ニンニク、ショウガ…チューブで5cm

・カレー粉…小さじ1

・カイエンペッパー…小さじ1/2

・コショウ…小さじ1/4

〈色と香り付け用バター〉

・バター…大さじ2

・ターメリック…小さじ1

〈炊き込む&トッピング用〉

・フライドオニオン…加熱用とトッピング用を適量

・パクチーか水菜…加熱用とトッピング用を適量

・レモン汁…適量

簡単チキンビリヤニの作り方

①鶏モモ(皮を剥がす)を、唐揚げサイズにカットして、ボールに〈鶏肉マリネ用〉の材料を入れて混ぜる。ラップをして、冷蔵庫で一晩寝かせる。

②バスマティライスを軽く洗った後、10分間、水(分量外)につける。

米を研ぐのではなく、表面の汚れを取る程度で洗います。
米を研ぐのではなく、表面の汚れを取る程度で洗います。

③鍋に、〈炊飯用〉の水、塩、スパイスを入れて、沸騰させる。

水にスパイスの香りを移します。
水にスパイスの香りを移します。

④バスマティライスを③の鍋に入れて、再沸騰後、弱火で6分間煮る。

いい香りがしますよ。
いい香りがしますよ。

⑤6分経ったら、ザルに米(スパイスごと)を移して、水が滴らない程度に切る。

⑥厚底の鍋に、①の鶏肉のマリネを入れる。

⑦⑥の上に、⑤のバスマティライスとスパイスを乗せる。

肉の層の上に、米の層ができます。
肉の層の上に、米の層ができます。

⑧〈色と香り付け用バター〉の材料を小皿に入れて、電子レンジで20秒(600w)加熱し、かき混ぜてから、米の上に、回しかける。

バターの方が香りがいいですが、マーガリンでもOK
バターの方が香りがいいですが、マーガリンでもOK

⑨加熱用のパクチーとフライドオニオンを上に乗せる。

パクチーは苦手なので、入れてません。水菜を使う場合、加熱しない方が美味しいので、あと乗せだけにします。
パクチーは苦手なので、入れてません。水菜を使う場合、加熱しない方が美味しいので、あと乗せだけにします。

⑩ごく弱火で20分間加熱する。火を止めた後は、そのまま10分放置して蒸らす。

うちの場合、透明の蓋を使って、付着した水滴の大きさで、火力を調整します。

ここで、注意点です。火力が強すぎると、底の鶏肉が焦げてしまうので、気を付けてください!うちの場合のIHの火力は以下の画像の通りです。参考にして下さい。ただ、多少焦げてもそれはそれで美味しいので、いろいろ試してみて下さい。

10分後、蓋を開けると、

こんな感じに仕上がります。いい香りです!

皿に盛る際は、全体を混ぜ合わせずに、縦に崩す感じで取り出します。盛った肉と米の上に、フライドオニオン、パクチーや水菜、ミントをトッピングして、レモン汁を全体に振りかけて、召し上がって下さい。ナッツをかけると、食感のアクセントにもなっていいですよ!

また、残った分は、冷凍保存しておけます。一食分ずつに分けて冷凍しておけば、お弁当としても持っていけます。トッピングは、一緒に冷凍せず、その都度のせるようにしてくださいね。

最後に

簡単!とはいえ、材料も工程も、なかなか多いですね。

でも、基本的な部分をおさえたレシピになっているので、ここから、いろいろアレンジが効くようになっています。

何度か作ると、工程は覚えられるし、火加減など感覚的な部分もわかるようになります。面倒かも知れませんが、是非作ってみて下さい!

スパイス料理研究家

元小学校の算数の先生のスパイス料理研究家です。スパイスカレーなどスパイス料理を中心に、様々な料理について、論理的なアプローチで美味しさを解明します。簡単にできるスパイス料理のレシピもどんどん紹介しています!

スパイスのともさんの最近の記事