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健康診断で引っかがりがちな「脂質異常症」を予防する方法

こんばんは!栄養士食堂です。

若くて痩せている方でも健康診断で意外と引っかかりがちな「脂質異常症」

私の周りにも健康診断の結果で「脂質異常症で再検査になってた…」と落ち込んでいる方も多くいらっしゃしました。

でも大丈夫!脂質異常症は予防する方法があります!

今回は栄養士である私が「脂質異常症を予防する方法」を解説していきます。気になる方は最後までお付き合いくださいね。

今回の目次

1 脂質異常症とは
2 脂質異常症の原因
3 脂質異常症を予防する方法
4 最後に

1.脂質異常症とは

血液中の脂質の濃度が基準の範囲にない状態を「脂質異常症」といいます。あまり自覚症状はありませんが「動脈硬化」の促進と関連し、脳梗塞や心筋梗塞などの命にかかわる病気を引き起こす可能性も高く、注意が必要です。

2.脂質異常症の原因

脂質異常症の原因は、生活習慣と深いかかわりがあります。

①運動不足

②食生活

肉類・バター・チーズなどの動物性脂肪の摂取量の増加に伴い、肥満が増えているも脂質異常症の要因です。

③喫煙

その他にも、過食・遺伝的要因・アルコールの飲みすぎなども関係していると言われています。

3. 脂質異常症を予防する方法

お待たせしました!「脂質異常症を予防する方法」を解説していきます!

①コレステロールを控えて、食物繊維を沢山とる!

脂質異常症では、コレステロールの多い食品を控えることが重要です。また、食物繊維にはコレステロールを低下させる作用があると言われているので積極的にとるといいでしょう。

コレステロールが多い食品

・タラコ

・スルメ

・ハムやベーコンなどの加工肉

・チーズやアイスなど乳脂肪の多い食べ物

・カップラーメン

・スナック菓子 等

食物繊維が多い食品

・大麦

・いんげん豆(乾)

・干しひじき

・干ししいけ

・干し柿

・小豆(乾)

・そば

・ごぼう 等

②飽和脂肪酸をとりすぎない

飽和脂肪酸はLDL(悪玉)コレステロールを上げやすいので食べ過ぎないことが重要です。逆に不飽和脂肪酸はLDL(悪玉)コレステロールを下げる働きがあるとされているので、食事に占める飽和脂肪酸の量を減らし、不飽和脂肪酸の量を増やすとよいでしょう。

※ただし、不飽和脂肪酸のエネルギー量は飽和脂肪酸と同じくらい高いのでとりすぎには注意が必要です。

飽和脂肪酸の多い食品

・脂身の多い肉類

・ハムやベーコンなどの加工肉

・カップラーメン

・チーズ

・バター

・パーム油

・ココナッツミルク 等

不飽和脂肪酸が多い食品

・サンマやサバの魚類

・えごま油

・オリーブ油

・亜麻仁油 等

4.最後に

いかがだったでしょうか。

脂質異常症を予防する方法はコレステロールを控えて、食物繊維を沢山とったり、飽和脂肪酸をとりすぎないようにするといいことがわかりましたね!

また、外食や中食を控えて野菜や魚を中心にバランスよく食事をとり、運動することも重要です。

これから健康診断を控えている方はぜひ参考にしてみてください!

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SNS総フォロワー1万人突破!失敗しない買い物術がひと目で分かる!食材の選び方・保存方法などを発信中*|【保有資格】栄養士・保育士|【職歴】保育園の栄養士として、調理・献立作成・食育活動などの多岐に渡る業務を経験。給食で使用する食材を自ら買い物にいく中で食材の選び方、保存方法のノウハウを学ぶ。現在はその知識を活かし、栄養士ライターとして活動中|【Yahoo!更新時間】毎日17時|企業からの案件も多数|インスタ・X・YouTubeも運営中 

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