【京都市】東山区 『瓜生石』は『知恩院の七不思議』の一つ…
大晦日の除夜の鐘でも知られる『知恩院』さん。映画「ラストサムライ」などでもロケ地として使われたことでも知られています。その「知恩院」黒門前にある「瓜生石」(うりゅうせき)。
それはそれは地面に埋まっている大きな石。突如、道路のど真ん中に大切に保存されているのを見れます。
その素性についてはさまざまな言い伝えがあり、「知恩院の七不思議」の一つとされています。
知恩院が創建される前からここにあるんだそう…
どうして「瓜生石」と呼ばれるかは、諸説あるそうで、一夜にして瓜生石に瓜が実ったという謎めいた話、誰も植えたおぼえがないのに瓜が勝手に生えてツルが伸び、瓜が出来たから瓜生石、という説。あるいは、八坂神社の牛頭天王が瓜生山に降臨し、つぎにここに現れたから瓜生石、という説。
私が小さい時に聞いた話では『隕石』だというのもありました!これは都市伝説ですが、ここから二条城までの秘密のトンネルが掘られていたとか、様々な憶測が飛ぶ「瓜生石」は、人々の関心が絶えない石なんですね!w
近くの「粟田神社」では毎年9月14日の丑の刻に、神列が「瓜生石」の周りを三回回る「れいけん」という祭祀が行なわれていました。
京都のロマンは尽きないですね〜w
瓜生石
京都市東山区林下町(知恩院黒門前)