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改良版/夏の立体マスクはリバティ生地でお洒落に手作り。日焼け対策と上下もわかりやすくなりました!

neige+ 猪俣友紀手芸講師/ハンドメイドクリエイター

こんにちは!

neige+の猪俣友紀です

今日は日本の蒸し暑い夏に合わせた涼しげなレースとお洒落なリバティを合わせた立体マスクの作り方を紹介します。

昨年に続き、今年の夏もマスクなしでは外出ができなくなりましたね

市販のマスクも入手しやすくなりましたが、暑くて蒸れる季節は通気性のいいものも選びたいところ。

そこで今回は、日焼け対策も兼ねてロングタイプに改良した2枚仕立ての立体マスクの作り方をご紹介します。

手縫いでも作ることができますので、おうち時間が長くなる夏休み、お子様と一緒に是非気軽にチャレンジしてみてくださいね!

夏に限らず年中活躍のレースマスク

レース生地というと「夏」のイメージが強いですが、年中活躍し、清潔感もありフォーマルにもお勧めです

そこに今回はレースとの相性のいリバティ生地を合わせてお洒落に仕上げてみました。

ワンポイントに片側だけリバティ生地にすることで、耳元が華やぎ、左右が分かることで上下のつけ間違えがなくなることも利点です。

しかも褒められマスクになること間違いなし!

暑い夏も、気分が上がるマスクなら少し気持ちも晴れやかになりますよ

それでは早速作っていきましょう!

今回紹介するロングタイプの立体マスクは、夏の日焼け対策にロングタイプ

使われる方のご使用状況にもよりますが、レースはお洗濯で収縮するので少し大きめにすることで、使ってるうちに顔にフィットしてくるという利点もあります。

今回紹介する立体マスクの作り方YouTubeでも動画紹介していますので画像だけではわかりにくいという方は是非合わせてご活用くださいね!

また、別動画では折り上げタイプのマスクの作り方も紹介しています。

こちらは口元に空間ができるので口紅が付きにくく、夏場は特にお勧めです

動画で紹介していますので是非こちらもマスク作りにお役立て下さいね!

今回は発売中の著書「リンネル特別編集 簡単、おしゃれなマスクの作り方」掲載の型紙を使ってアレンジした形をご紹介します

本がお手元にない方は、型紙はブログからもDL可能なので是非そちらをご活用ください

型紙DLページ
Pattern DL

準備する生地
・レース生地 たて20cm よこ30cm
・内布ダブルガーゼ たて20cm よこ30cm
・サイド リバティ生地 たて12cm よこ7cm
・ゴム 約25cm 2本

今回ゴムはニット生地から使用しています。お好みで長さを調節してくださいね!

まずは型紙作りから、今回は厚紙を使って型紙を作ります。

型紙をマスキングテープで固定して、ゴム通し部分になる端を1,5cmのばして型紙を新しく作り直します

型紙ができたら、端から3cmのところに線を引きます

これが内布用の線になります

表になるレース生地は「わ」にして重ね、型紙を合わせて写します

レース生地とガーゼ生地をそれぞれ裁断し、リバティの生地は横の長さは変えずに7cmのまま、型紙に合わせて裁断します

(画像はレース生地の下にガーゼを重ねています)

レース生地の端から6cmのところにリバティ生地を裏にして重ね、リバティの端から5mmのところを縫います。

(こちらは折り上げマスクの画像で代用しています)

縫い終えたら生地をめくり、際を縫い、周囲を仮留めしておきます

次にもう一枚のレース生地を中表に重ねて中央を7mmで縫います。

ガーゼの生地も同様に中央を7mmで縫います

内側のガーゼの生地は縫い代を開き中央から両脇2~3mm位のところを縫います。

この工程はアイロンで開くのみで省いてもいいのですが、縫い代を縫うことで洗濯を繰り返すうちに中央のごわつきが軽減されるのでお勧めします

レース生地は表面に縫い目が見えないほうが刺繍が映えるのであえてなくしていますが、縫い代はしっかりアイロンで開いておきましょう

それぞれ中表に重ねて待ち針で留めます

中央がずれないようにするのがポイントです

上下それぞれ7mmで縫い終えたところ

余っている部分は最後にゴム通しになる部分です

表にして上下の際を2mmで縫います。ガーゼ面を縫うと縫いずれが起きやすいので表面から縫うのがお勧めです

際を縫う時は職業用ミシンは段押さえがあると便利です。家庭用ミシンは裁ち目かがり押さえを使うこともできます。是非お試しくださいね!

両脇を3つ折りし、際を縫います。ここがゴム通し部分になります

今回使用するゴムは、ニットの生地から作りました

ちょっと引っ張るとゴムのようになり、耳にやさしい仕上がりになります。

動画でも紹介していますので、マスクゴムがない時などに是非ご活用ください

更に、長さ調節ができる縛り方にすることでサイズの調整が可能です

動画ではわかりやすいように少しずつゆっくり進めていますので是非参考にしてくださいね!

いかがだったでしょうか?

今回はリバティをアクセントクロスとして使ってみましたが、リバティ生地以外にも好みの生地に変えて作ることも可能です。

ただその場合、ゴム通し部分を包むときに厚みが増すので、薄い生地をびましょう

もちろん生地を重ねずにレースだけで作るのもお勧めです

ゴム通しを縫う時に、テープをちょこっと挟んでおくと上下の目印になるのでお勧めです。

こちらのテープは3cmほど。

3つ折りに包むときに「わ」にして一緒に縫いこみます。

いかがだったでしょうか?

レースで作ると清潔感もあり、リバティ生地がプラスされることでお洒落で品のある仕上がりになりますよ!

夏だけでなく、季節を問わずご利用いただけますし、お世話になった方へのギフトにもお勧めです

是非動画と合わせて作り方を参考にしてくださいね

皆様のマスクライフが少しでも晴れやかになりますように!

そして今年が最後の夏マスクと期待を込めて!

この暑い夏をお気に入りの手作りマスクで乗り切りましょう!

最後までお読みくださりありがとうございました

手芸講師・ハンドメイドクリエイター 

猪俣友紀

ほぼ毎日更新ブログ「neige+手作りのある暮らし」

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手芸講師/ハンドメイドクリエイター

2005年から『neige+手作りのある暮らし』ブログを運営。Webショップ作品紹介の他、バッグ、ポーチ、手作りマスクなどの作り方を公開中。9年間の手芸店講師を経て、2016年からはヴォーグ学園で講師を務め、現在は独学で身につけた”きれいに仕立てる縫い方のコツ”をYouTubeやInstagramなどのSNSを活用し、初心者向けに丁寧に音声解説紹介しています。近著に「猪俣友紀のミラクルハンドメイド定規BOOK」「端ぎれ&布耳で作るバッグと布こもの」(主婦と生活社)/「はじめてでもすてきに作れるバッグのきほん」(西東社)/「猪俣友紀(neige+)の仕立てがきれいな大人バッグ」(ブティック社)他

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