あったかご飯&アレンジメニューで実食!いつでも食べられる「缶明太子」<備蓄向け食品で簡単に楽しく!>
普段のご飯に1品追加したい時に、そして“もしもの時”にも便利な缶詰。さまざまな食品のものがありますが、筆者が最近気になったのは明太子の缶詰です。今回は温めたパックご飯と一緒にいつでも食べられる組み合わせで実食。また、味わっているうちに“食べてみたい”と思ったアレンジメニューにもチャレンジしてみました。
綿実油と合わせて常温保存可能に!「味の明太子」の缶詰
博多名物・辛子明太子を生み出した「ふくや」の中洲本店を訪れた時、偶然見かけたのが「缶明太子」。粒にしたふくやの「味の明太子」をオイル漬けにしたという、常温保存可能な缶詰です。
これなら“もしもの時”でも「味の明太子」が楽しめる!明太子好きの筆者としては備蓄しておきたい1品ということで即買い。まずは缶詰になった明太子はどんな味わいなのか試してみたいと、温めたパックご飯と一緒に食べてみることにしました。
実食は“もしもの時”のスタイルで
「缶明太子」を食べるならあったかご飯を用意しなければ!ということで、わが家の備蓄食品の中で賞味期限が近づいていた「サトウのごはん」のごはんを使うことにしました。
電子レンジで温めてすぐにでも食べたいところですが、やはり“もしもの時”のシミュレーションをしなければ意味がない!ということで、2024年5月31日の『電子レンジがなくてもOK!「パックご飯」の熱湯調理を試してみた』記事同様、カセットコンロで湯せんすることにしました。
ただし今回は気温がかなり低い冬に試しますので、前回の最大加熱時間であった10分間湯せんしてみました。
あったかご飯ですぐに食べたいので、パックご飯を湯せんしながら缶明太子を開けます。
缶の中にびっしり詰まった明太子の粒。思わずそのまま食べてしまいそうになりましたが、ご飯が温まるまで我慢、我慢。
10分温めたパックご飯を1袋ごと器に戻したら混ぜながらご飯をほぐし、スプーンですくった「缶明太子」をどんとのせて食べ始めたら………予想していたものの、次々ご飯が進んでしまいます。
生の「味の明太子」を思わせるつぶつぶ感やうま味、あとからほどよくピリッと感じる辛みが楽しめるのはもちろんですが、綿実油を使用しているからか、あと味はさらっとしながら明太子のうま味を感じることができます。これはやみつきになりそう。備蓄と言いながら、ちょいちょい開けて食べちゃいそうです。
ご飯と味わいながら「缶明太子」なら手軽においしく作ることができるかもと思ったのが、明太子のポテトサラダ。筆者は勝手に「明太いもサラダ」と呼んでおりますが、要はタラモサラダの明太子バージョンです。
以前から生の明太子が使えない“もしもの時”でも作ることができる食品はないかと考えていたのですが、この「缶明太子」ならきっとおいしく作ることができるはずではと、2024年8月『辛くないけどスパイシー「ツナ入りカレーポテサラのサンド」を作ってみた』記事同様の作り方を参考に「明太いもサラダづくり」を始めました。
1.マッシュポテトと明太子を混ぜ合わせる
あらかじめお湯を沸かしておき、耐熱の紙カップの中でマッシュポテトを作ったら、あら熱がとれるまで冷ましておいて、缶明太子を贅沢に約1/2缶入れて混ぜ合わせます。
2.パンに切り込みを入れて「明太いもサンド」をサンド
次にパンを用意します。こちらも“もしもの時”を想定して、「ツナ入りカレーポテサラサンド」の時と同じロングライフパンを用意しました。
切り込みは明太いもサラダを作る時に使ったダイソーの「木製スティック」で入れてみましたが、これでも大丈夫そうです。
パンの内側にスティックタイプのマヨネーズを絞り出します。
そして明太いもサラダを半量ずつドーンとサンドしたら、でき上がりです!
「缶明太子」自体のうま味と油分があるからだと思いますが、ただ混ぜただけとは思えないほどマッシュポテトをさらになめらかにし、味わい深く仕上げることができました。つぶつぶっとした食感も楽しいアクセントになっています。幅広いシーンで手軽にこの味が作れるのは、明太いもサラダ好きとしては嬉しいなあと思いました。
ボリュームがあるサンドにしたので、味のアクセントにマヨネーズや乾燥バジルを使いましたが、無くてもおいしく味わえそう。乾燥バジルの代わりに乾燥パセリを使うなど、お好みで調整してみてください。
それでは今回作った「明太いもサラダサンド」の材料を以下にまとめておきます。
<明太いもサラダサンド(2人分)材料>
・お手軽cafe time クロワッサン プレーン(2個入/イケダパン)………1袋
・お湯だけでマッシュポテト プレーン(150g/カルビーポテト)………
約30g ※ダイソー「木製スプーン」で約28杯(お湯120ml)
・缶明太子(85g/ふくや)………1/2缶
・キューピーマヨネーズ スティックパック(6g×20袋)………1袋
・乾燥バジルorパセリ………適量
ご飯のおともにもぴったりですし、「明太いもサラダ」など手軽にパパッとアレンジメニューも作れる「缶明太子」をローリングストック食品のひとつに加えれば、普段のご飯から“もしもの時”までさまざなシーンで役に立ちそうです。
賞味期間が長いので自宅備蓄用としてはもちろん、おみやげなどでプレゼントするのもいいかも。福岡を訪れた時には「ふくや」店舗でぜひ。オンラインショップでも販売しています。
“もしもの時”に食べられる食事のレパートリーを増やすことも備えにつながるなるはず!それをモットーに、2025年も備蓄食品にいいのではと思った商品を実食したり、それを使った幅広いシーンで作ることができるアレンジメニューなどに挑戦していきたいと思いますので、またご覧いただければ幸いです。今年もどうぞよろしくお願いします!