突然寝てしまう原因は睡眠疾患!?知っておきたい居眠り病の特徴3選
食後の眠気や仕事中の眠気など、寝てはいけない時の眠気は誰もが経験があるかと思います。気の緩みととらえてしまいがちですが、疾患によって強い眠気に襲われている可能性も考えられます。睡眠疾患の1つで「居眠り病」ともいわれる「ナルコレプシー」について知っておきましょう。
この記事で紹介すること
・知っておきたいナルコレプシーの特徴3つ
・誰でも起こる!?ナルコレプシー発症の原因とは?
・知っておきたいナルコレプシーの特徴3つ
❶突然起こる眠気
ナルコレプシーは、昼間に突然強い眠気に襲われ、眠り込んでしまう疾患です。病的な眠気のため、食事中や運動中にも眠り込んでしまうことがあります。
❷数分~数十分の眠り
ナルコレプシーによる眠りは数分~数十分で目が覚めます。その後、数時間は覚醒の状態が続きますが、突然の眠気は1日に数回起こるとされています。
❸誰でも発症する可能性あり
世界的にみると約2000~4000人に1人の割合で発症するとされていますが、日本人は海外に比べて発症率が高く、約600人に1人という報告もあります。決してめずらしくはなく、だれでも発症する可能性がある疾患です。ただの居眠りと勘違いしないようにしましょう。
・ナルコレプシー発症の原因とは?
ナルコレプシーは体内の覚醒に働く物質が減少することで発症する疾患です。
詳しい原因はまだ解明されていませんが、遺伝やストレス、ウイルス感染、頭部外傷などが影響している可能性が疑われています。
発症年齢のピークは10代ですが、それ以降でも発症の可能性はゼロではありません。
さいごに
ナルコレプシーを発症しても薬での治療や生活習慣の見直しにより対策が可能とされています。日中に突然居眠りしてしまうような症状があれば、医療機関への受診をおすすめします。