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【秋田県大仙市】ふと食べたくなる町中華の味!大曲の中華料理店『新新 南店』とは?

KANEYANライター/地域クリエイター(大仙市・横手市・仙北市・仙北郡)

現店舗に移転して約25年!ご夫婦が二人三脚で営む町中華へGO!

腹が減ったら、王道炒飯。

大曲駅から2キロほど南下した場所に、一軒の中華料理店がある。そう、ご夫婦が二人三脚で営む『新新 南店』だ。現店舗に移転して約25年。旧店舗の時代も含めれば、長きにわたり老若男女の胃袋を満たしてきた老舗の町中華だ。

新新 南店(シンシン ミナミテン)
新新 南店(シンシン ミナミテン)

本棚に整列する週刊少年ジャンプと、店主が中華鍋を振る小気味の良い音。店内は「昔ながらの中華屋さん」という雰囲気だが、同時に清潔感もあり女性の姿も多い。ご主人が料理を担当し、接客担当は奥さん。おそらくこのスタイルは長年変わっていないのだろう。

さて、そんな古き良き町中華で今日は何を食べようか。さっそく私は目の前の品書きに手を伸ばした。

店内はカウンター席のほか、小上りも完備!
店内はカウンター席のほか、小上りも完備!

品書き

品書き(麺類)
品書き(麺類)

チャーシューメン:900円、広東メン:900円、五目ラーメン:900円、麻婆ラーメン:1,000円、ワンタンメン:900円など。

品書き(一品料理、スープ類、飲み物)
品書き(一品料理、スープ類、飲み物)

レバニラ炒め:950円、麻婆豆腐:900円、かに玉:1,300円、春巻き(2本から注文可):1本250円、餃子(5個):450円など。

品書き(飯物)
品書き(飯物)

唐揚げ定食:1,100円、肉ニラ定食:1,000円、天津飯:1,000円、五目チャーハン:900円、エビチャーハン・春巻きセット:1,000円など。

『新新 南店』の魅力のひとつが、そのメニューの豊富さだ。この数多くの料理をご主人の腕一本で生み出しているのか。そんなことを思いながら、チラリと厨房を覗く腹減る土曜日。

そういえば私の小学生時代は、土曜日もまだ午前中だけ授業があった。土曜の昼、ランドセルを脱ぎ捨ててスーファミに向かう前、よく食べていたのが祖母が作ったチャーハン。そんなわけで今日は、この料理でファイナルアンサーだ。

愛すべき懐かしい味と心地良いサクサク感!『新新 南店』のエビチャーハン&春巻きとは?

エビチャーハン・春巻きセット:1,000円
エビチャーハン・春巻きセット:1,000円

今回私がチョイスしたのは、エビチャーハンと春巻きのセット。中華の定番・ワカメスープや特大の氷が入ったウーロン茶を引き連れて登場だ。

卵の風味が効いたしっとり系チャーハンだ
卵の風味が効いたしっとり系チャーハンだ

まずはメインのチャーハンからレッツイート。さっそくレンゲで掬い口に運ぶと、卵と醤油の風味が顔を出した。奇をてらわない王道のチャーハンだが、プリップリの海老も良きアクセントになっている。モリモリとチャーハンを食べて、その勢いで隣のワカメスープを啜る。これが古き良き町中華のリズムだ。

パリパリサクサクの春巻きもウマし!
パリパリサクサクの春巻きもウマし!

ややしっとり系のチャーハンに対して、春巻きはパリパリサクサクだ。揚げたてのサクッとした食感と、口に入れた瞬間に広がる具材の旨味。こいつはビールのアテにしても力を発揮しそうだ。

ちなみに秋田で「土曜日の昼」といえば、出川さんの充電バイク旅。カウンター脇のテレビに映るスイカヘルメットの出川さんと、ウマいチャーハンで過ごすビューティフルサタデー。今日の昼飯も大正解だ。

土曜日の昼はチャーハンと共に
土曜日の昼はチャーハンと共に

目の前の料理を完食しお腹が満たされた私だが、再度品書きに目をやる。餃子や麻婆豆腐は町中華で外せないし、海老ラーメンなんてのも気になる。夜は紹興酒を楽しむのもアリだな。……なんて、早くも次回に想いを馳せながらお会計へ。

ご夫婦二人三脚で営む、愛すべき地元のお店。帰り際に奥さんからもらった飴玉を口に運びながら、末永く続いてほしいと願う土曜の午後だ。

【店舗情報】
新新 南店
住所:秋田県大仙市大曲田町5-32
営業時間:11時~14時30分、17時~21時
電話番号:0187-62-2023
定休日:火曜日、不定休

ライター/地域クリエイター(大仙市・横手市・仙北市・仙北郡)

大仙市在住のWEBライター。趣味は酒場巡り。現在はYahoo!で地域情報を発信しているほか、秋田市のフリーペーパー「あおぽ」でグルメ記事の執筆や「大仙経済新聞」の運営にも携わっています。

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