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主婦23年目で「年賀状じまい」の挨拶をせずに年賀状をやめてみた結果は?

マミプロ主婦®・元家政婦

シンプルな暮らしが注目される今、年末年始の挨拶である「年賀状」をやめる人も多いですよね。最後に送る年賀状に、来年からは年賀状を辞退する旨を書く、「年賀状じまい」をする方法が一般的です。しかし、受け取った側はなんとなく縁を切られたような気がして、さみしく感じる場合も。そこで今回は、「年賀状じまい」の挨拶をせずに、年賀状をやめてみた結果をご紹介します。

夫の転職を機にこちらから年賀状を出すのをやめた

我が家の夫は、一昨年の秋ごろに転職をしました。それまでは、夫の会社関係の人に何十枚と年賀状を出していたのです。そして、その年賀状の手配をしたりPCでデザインを考えて印刷するのは私! ただでさえ12月は忙しいのに、何十枚と年賀状をプリントするのは苦行でした。しかも、毎年何枚かは失敗してやり直しもします。

夫が転職したため、前の会社の人とはほぼ縁が切れることに。「これは年賀状をやめるチャンス!」と、とりあえずこちらから年賀状を出すのはやめてみました。年賀状をくれた人にだけ、返事を書くスタイルに。幸い夫の今の勤め先は、住所などの個人情報を社員で共有しないため、他の人から年賀状が来ることがありません。

去年のお正月に年賀状を送ってきてくれたのは、夫の前の会社の人が数人と、実家の両親や兄弟と夫の親戚数人、あとは私の友人が子どもたちの写真入り年賀状をくれました。全部で20枚もあったかどうか? 去年まではあんなにたくさんあったのに、かなり少なくなってビックリ。この年に年賀状をくれた前の会社の人も、もう来年は年賀状をくれないはず。「これはこのまま年賀状がやめられそうだな?」と年賀状はやめることに決めました。

周りの友人とLINEにしようと話し合った

デジタル年賀状をスマホで送ることに
デジタル年賀状をスマホで送ることに

年賀状をやめようと思った最初の年は、年賀状をくれた人にすぐ年賀状を書いて送りました。プリントなどはせずに、娘に絵を書いてもらって写真シールなどを貼り、あて名は手書きに。これだけでも年賀状がかなりラクになりましたね。

去年の12月、「今年は年賀状をどうしようかな?」と思っていた時に、ちょうど友人たちとの集まりがありました。その際に年賀状の話題になり「今年はLINEで年賀状を送りあおう」という話に。スマホアプリで写真入り年賀状をつくり、それを友人が集まるグループLINEにそれぞれが送りました。みんなの子どもの写真入り年賀状も見られてよかったですよ。実家の両親や兄弟にも同じ年賀状をLINEで送りました。

スパッとやめずにフェイドアウト方式にできた

「年賀状をやめます!」と宣言してスパッとやめたわけではありませんでしたが、夫の転職を機会に、2年かけて年賀状をやめました。ちょうど友人たちも年賀はがきでの年賀状はやめたいと思っていたタイミングだったのも幸いでしたね。とりあえずは、こちらからは出さず、送ってきてくれた人に返事を書くというスタイルにすれば、徐々にフェイドアウトして自然に年賀状がやめられるはずです。勘がいいいい人なら、「年賀状をやめたいんだな」と気づきもするでしょうし、「私もやめたい」と思っている人も、今は多いはず。いきなり「来年から送りません!」と宣言するよりソフトですよね。

やめてよかった!後悔なし

「年賀状じまいの挨拶もせず、なんとなく年賀状をやめて大丈夫かな?」と思いましたが、何の問題もありませんでした。12月になると頭の片隅にいつも「年賀状」の3文字がありましたから、それがなくなってスッキリ! 今はデジタルでも年賀状が送れますし、年賀はがきでの年賀状はなくても大丈夫ですね。

さらに詳しい話は私のサイトの記事『年賀状を断捨離!「年賀状じまい」の挨拶なしに年賀状をやめるには』をご覧ください。

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

※ご紹介した内容は、個人の感想です。

プロ主婦®・元家政婦

主婦歴20数年の元家政婦ライター。主婦力を活かして稼ぐ「プロ主婦」です(プロ主婦は登録商標です)。掃除や料理はもちろん、ママ友付き合いやPTAネタ(PTA会長経験あり)、100均おすすめグッズなど主婦目線のお役立ち情報をお届けします。家庭料理スペシャリスト、2級家事クリエイター(料理科目・掃除科目)資格を保有。実家は清掃会社を経営していました。1976年生まれで、2005年生まれの息子と2015年生まれの娘、3歳年上の夫と都内に暮らしています。100均マニア、ドン・キホーテの掃除グッズマニアとしてヒルナンデス!、熱狂マニアさん、DayDay.等のテレビ番組やラジオなどへも出演しています。

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