ヤンキー・スタジアムでホームランを打った日本人選手は、大谷翔平が何人目!? 松井秀喜とイチローと…
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6月28日、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)は、1回表にホームランを打ち、シーズン本塁打を26本として、両リーグ・トップのブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)に並んだ。ブルージェイズは、試合がなかった。
このホームランは、大谷がヤンキー・スタジアムで打った初安打だ。2018年5月25日~27日の3試合は、計13打席で9打数0安打。5三振を喫し、押し出しを含む4四球を選んだ。
大谷の前に、ヤンキー・スタジアムでホームランを打った日本人メジャーリーガーは、5人いる。79本塁打の松井秀喜と16本塁打のイチローに、それぞれ1本塁打の井口資仁と城島健司と岩村明憲だ。松井は、ニューヨーク・ヤンキース時代の75本とその後の4本。イチローは、シアトル・マリナーズ時代の5本とヤンキース時代の11本。あとの3人は、ヤンキースには在籍していない。城島は、井川慶から打った。
松井とイチローは、前のヤンキー・スタジアム(1923~2008年)と現在のヤンキー・スタジアム(2009年~)のどちらでもホームランを打ったが、他の3人はいずれも前のヤンキー・スタジアムで記録した。現在のヤンキー・スタジアムに限ると、大谷は日本人メジャーリーガーでは3人目。2014年7月25日のイチロー以来だ。
ちなみに、前のヤンキー・スタジアムは「ルースの建てた家」、現在のヤンキー・スタジアムは「スタインブレナーの建てた家」というニックネームを持つ(前者に比べ、後者はそれほどポピュラーではない)。それについては「ヤンキースの「家」はヤンキー・スタジアムだけじゃない。あの球場は彼らの「別宅」!?」で書いた。
一方、ヤンキー・スタジアムでホームランを打たれた日本人メジャーリーガーは、24人を数える。現在のヤンキー・スタジアムだけでも、11人だ。松坂大輔(現・埼玉西武ライオンズ)と岡島秀樹は、新旧の両球場でヤンキースの選手にホームランを喫した。こちらの、現時点における最後の日本人投手は、昨年9月17日の田中将大(現・東北楽天ゴールデンイーグルス)だ。ルルデス・グリエルJr.(ブルージェイズ)に2打席続けて打たれた。ポストシーズンを含めると、同じく田中ながら、この年のディビジョン・シリーズ第3戦が最後となる。
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6月30日、大谷は、ヤンキー・スタジアムのマウンドに初めて上がる予定だ。2018年5月27日に田中と投げ合う予定だったが、その数日前に登板回避が決まった。2019年は登板そのものがなく、野手としても、エンジェルスが9月17日~19日にヤンキー・スタジアムで試合を行う前にシーズンを終えた。2020年は、エンジェルス対ヤンキースがなかった。