子どもの上手な叱り方
こんにちは!
保育歴11年&2児のママ、さっこせんせいです!
子育ってほんっっと上手くいかないこと多いですよね。
大好きな我が子についついイライラしちゃう。。。
でも、ほんの少しの子育てのポイントを理解するだけで、
驚くほど子どもの反応や行動が変わり、驚くほどママのイライラも軽減するんです☆
今回ご紹介したい子育てのポイントは
ズバリ、子どもの「叱り方」についてです!
『叱る』と『怒る』の違い
・どうやって叱ったらいいのかわからない
・つい怒りすぎちゃう
そんな悩みを抱えるママたちも多いと思います。
まず最初に知っておいてほしいことがあります。
それは、
『怒る』と『叱る』というのは、まったく違う!!
ということです。
『怒る』というのは、
親(自分)の思い通りにならず
イライラしたり感情的になった行動のこと。
一方で『叱る』というのは、
子どもの自立やしつけをする目的で
腹を立てずに注意を促す行動のこと。
このふたつの大きな違いに気が付きましたか?
それは、
「感情的な部分」と
「誰のために注意をしているか」です。
これを知った時、私自身
「私って叱っているつもりでいたけど、全部怒ってたんだ。。。」
と愕然としました(泣)
私と同じ気持ちになった方も多いのではないでしょうか?
でも大丈夫!!
この違いがはっきり分かるようになると、いざ衝動的に怒てしまっても、あとから「さっきのは叱るじゃなくて、怒るだったな」と感じられるようになり、だんだんと『怒る』の回数が減っていきます!!
それでは、
どのように『叱る』ことが子どもにとって良い叱り方なのでしょう?
子どもの上手な叱り方のポイント
子どもの叱り方を「3ステップ+1」でお伝えします。
①まずは「どうしたの?」
②落ち着いた声で伝える
③聞いてくれたことを褒める
それではひとつずつ詳しく説明していきますね!
①まずは「どうしたの?」
子どもが何かしたとき、ママって子どもの様子や現場を見ただけで一瞬で状況把握できちゃうんですよね!(すごい能力!)
でもここではその能力をグッと抑えてください!!
なぜかというと、ママの状況把握は”衝動的に怒る”につながりやすいんです!
まずは、「どうしたの?」と声をかけて子どもの言い分を聞いてあげましょう。
そしてその間に、つい「カッ!」となってしまった自分の気持ちをクールダウンすることも大切です。
怒りの感情をいったん疑問形の「どうしたの?」に変換するクセをつけていくことが大切です。
②落ち着いた声で簡潔に伝える
冷静に何がいけなかったのかを伝えてあげましょう。
叱る時ってつい大きな声を出してしまいがちですが、大声で叱るのは逆効果です。
子どもの感情をエスカレートさせてしまう可能性もあります。
ステップ①で言い分を聞いている間に子どもも落ち着いているはずですから、落ち着いた静かな声でも聞いてくれます。
そして、重要なのが長々話さないことです!
叱っているとついずっと前の話も持ち出して長々お説教になってしまうのは私だけではないはず。。。
子どもにわかりやすいよう落ち着いたトーンで簡潔に伝えるを意識しましょう。
③聞いてくれたことを褒める
叱ったあとって、子どもも自分も嫌な雰囲気になりませんか?
そこでオススメなのが、最後までしっかりママの話を聞いてくれたことを褒めてあげることです。
『ママの話を最後まで聞いてくれて嬉しかったよ。静かに聞けた〇〇なら次は気をつけられそうだね!』
というように伝えられると、子どももさらに「気を付けよう!」という気持ちになってくれます。
叱り方3ステップ+1ポイント!!
子どもに落ち着いたトーンで叱ることができたら、
最後に、ハイタッチをしましょう!!
「つぎからは大丈夫そうだね!できそうだったらハイタッチしよう!」と笑顔で伝えてください。
ハイタッチはお互いの心をつなぐスキンシップの1つですし、ハイタッチをすると絶対に暗い気持ちにはならないです!!
気持ちよく終わるためにもハイタッチはオススメです!!
(自分のイライラした気持ちを切り替えるためにもオススメですよ!笑)
今日のまとめ!
今すぐこれをすべて実行しようと思うと大変ですよね。
まずはどれか1つ選んで意識することから始めてみてくださいね!
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