【4月3日のMLB】ブレーブスのドラフト指名選手がメッツに入団、グリフィーと名遊撃手が同時デビュー
◆1966年4月3日
サザン・カリフォルニア大のトム・シーバーが、ニューヨーク・メッツと契約。シーバーは1月のドラフトでアトランタ・ブレーブスから全体20位指名を受け、翌月に4万ドルの契約金で入団したが、大学のシーズンが始まってから契約はできないという規則に反しているとして無効に。シーバーがブレーブスに入団する前に、サザン・カリフォルニア大は試合を行っていた(シーバーはそこにいなかった)。ブレーブス以外の球団は、4万ドル以上の契約金を条件にシーバーと契約できることになり、メッツ、フィラデルフィア・フィリーズ、クリーブランド・インディアンズの3球団が立候補。抽選が行われた。シーバーは「ミラクル・メッツ」の1969年を皮切りに、サイ・ヤング賞を3度受賞。1992年に殿堂へ迎えられた。
◆1989年4月3日
ケン・グリフィーJr.とオマー・ビスケルの2人が、開幕戦でシアトル・マリナーズの「2番センター」と「9番・遊撃」としてメジャーデビューする。2人は、1993年までチームメイトとしてプレーした。ゴールドグラブ受賞は、グリフィーJr.が10度、ビスケルは11度。
◆2006年4月3日
城島健司が、開幕戦でシアトル・マリナーズの「7番・捕手」としてメジャーデビュー。捕手では初の日本人メジャーリーガーとなる。バッテリーを組んだのは、ジェイミー・モイヤー、ラファエル・ソリアーノ、ジョージ・シェリル、J.J.プッツの4投手。ロサンゼルス・エンジェルスのバートロ・コローンから本塁打を打ち、ショーン・フィギンスとオーランド・カブレラに盗塁を決められた。なお、マリナーズでは、ユニエスキー・ベタンコートの代打として出場したロベルト・ペタジー二が、フランシスコ・ロドリゲスを相手にメジャーリーグ最後のホームランを記録した。通算12本。
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