人生に悩んでいる人へ。エマーソンの名言「自分らしくあり続けることは…」英語&和訳(偉人の言葉)
こんにちは!ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。
今回はラルフ・ワルド・エマーソンの名言をご紹介します。ラルフ・ワルド・エマーソン(1803~1882年)はアメリカの思想家です。
今回は人生に悩んでいる人に届けたいラルフ・ワルド・エマーソンの名言をご紹介します。
ご紹介する名言につきましては、BrainyQuote というアメリカのサイトに記載されているものをGoogleの書籍検索にかけ、それが英語圏の複数の書籍で使用されていることを確認の上、その人物の言葉として記事に掲載しております。
古い人物の言葉ですとそれが本当にその人物の言葉なのか確認が難しい場合もございますが、複数の書籍で使用されている言葉であれば、それがその人物の考えを反映した言葉であると判断できるのではないかという考えのもと記事を執筆しております。
人生に悩んでいる人へ。エマーソンの名言「自分らしくあり続けることは…」英語&和訳(偉人の言葉)
「絶えず人を何者かに変えようとする世の中にあって、自分らしくあり続けることは最大の偉業である」
ラルフ・ワルド・エマーソン(アメリカの思想家)
どんなに努力をしても、ひまわりはコスモスにはなれない。成功とは、与えられた環境で精いっぱい美しい花を咲かせること。
仏教に輪廻転生の考えがありますよね。人は生まれ変わるという。
動物が人間に生まれ変わることもあるそうなのですね。動物として徳を積む、善行を重ねる。それによって人間として生まれ変わることができるのだと。
では、人間になったらその先はないのかというと、そうではなくて「解脱」。解脱というのは輪廻転生のサイクルからの解放を表すと。
この世は修行の場なのだと。何度も生まれ変わり、修行を重ね、「もうこれ以上は生まれ変わる必要はありません」というところまで魂を向上させられると、その先にあるのが「解脱」。輪廻転生からの解放。
そこに到達することを目指して、人は何度も生まれ変わる。この世で修行を重ねる。
何かを得れば何かを失う、何かを失えば何かを得る
200ccが入るコップに300ccの水を入れたらどうなるか。あふれますよね。
人はこの世に生まれてくるとき神様から器を与えられるのですよね。その器の大きさは全員同じ。皆同じ量しか入らない。それ以上を入れようとすればただあふれるだけ。
人生のあらゆることに当てはまる法則。それは、何かを得れば何かを失う、何かを失えば何かを得るということ。
結婚をして得られるもの。病気になったとき看病をしてくれる人がいる。仕事から帰れば「おかえり」と。食事の支度もしてくれるかもしれない。子供ができる。家族ができる。
では、結婚をして失うものは何もないのかと。一人の時間、趣味の時間、友達と過ごす時間、親と過ごす時間。結婚をして失うものもありますよね。
お金持ちにはお金持ちの苦労がある。既婚者には既婚者の苦労がある。独身者には独身者の苦労がある。
成功とは、与えられた環境で精いっぱい美しい花を咲かせること
人生の違いというのは欠点の違いなのだと。
簡単にできることを何度繰り返してもそこに成長はありませんよね。できないことに挑戦する、それができるようになる。成長はそこにあるのだと。
お金持ちになることで学ぶことがある人がお金持ちに生まれる。結婚から学ぶことがある人が結婚をする。ただそれだけのこと。そこに、ねたみ、そねみ、そんなものを抱く必要はみじんもない。
自分はもう前世でお金持ちは経験しているのかもしれない。同じ人生を繰り返したところでそこに成長はない。
どんなに努力をしても、ひまわりはコスモスにはなれない。コスモスはバラにはなれない。成功とは、ひまわりがコスモスになることでも、コスモスがバラになることでもない。成功とは、与えられた環境で精いっぱい美しい花を咲かせることなのだと。
人生に悩んでいる人へ。「自分らしさ」に関する世界の偉人の名言3選
いかがでしたでしょうか?今回はラルフ・ワルド・エマーソンの名言をご紹介しました。
私が運営しているブログ『世界の偉人の名言(鈴木隆矢)』の『エマーソンの名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、今回ご紹介したものを含めて、ラルフ・ワルド・エマーソンの名言を28句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
では、最後に「自分らしさ」に関する世界の偉人の名言を3句ご紹介します。
「自分に嘘をついて好かれるくらいなら、ありのままの自分で嫌われた方が良い」
アンドレ・ジッド(フランスの小説家)
「自分らしくいようと決めたとき、美しさは始まる」
ココ・シャネル(フランスのファッションデザイナー)
「自分自身を知って、それを意図的にやりなさい」
ドリー・パートン(アメリカのシンガーソングライター・女優)
お読みいただき、ありがとうございました!